戸塚(とつか) |
東海道線 |
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横浜 |
→ |
戸塚 |
→ |
大船 |
横須賀線 |
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東戸塚 |
→ |
→ |
大船 |
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所在地 |
横浜市戸塚区戸塚町 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) |
駅構造 |
地上駅(橋上駅) |
ホーム |
2面4線 |
乗車人員 |
98,045人/日(2023年) |
開業年月日 |
1887年(明治20年)7月11日 |
乗入路線 3 路線 |
所属路線 |
■東海道線 |
駅番号 |
JT06 |
キロ程 |
40.9km(東京起点) |
所属路線 |
■横須賀線
■■湘南新宿ライン |
駅番号 |
JO10 JS10 |
キロ程 |
43.8km(東京起点・品鶴線経由) |
駅種別 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口
お客さまサポートコールシステム導入駅
横浜市内駅 |
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戸塚駅 |
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横浜市営地下鉄 戸塚駅 |
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戸塚駅(とつかえき)は、神奈川県横浜市戸塚区戸塚町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・横浜市交通局(横浜市営地下鉄)の駅である。
横浜市戸塚区の中央部、東海道(国道1号)の戸塚宿のほぼ中心に位置し、駅周辺は横浜市南西部の商業・行政の中核になっている。西口と東口の間は、地下1階の自由通路と、2階のペデストリアンデッキでつながっており、24時間自由に行き来することができる。
また、当駅周辺地区は横浜市における主要な生活拠点(旧:副都心)に指定されている。
乗り入れ路線
JR東日本の各線と、横浜市営地下鉄のブルーライン(1号線)の合計4路線が乗り入れる接続駅となっている。
- JR東日本:各線- スリーレターコード「TTK」が与えられている。
- 横浜市交通局:B 横浜市営地下鉄ブルーライン - 駅番号はB06。
JR東日本の駅に乗り入れる路線は、線路名称上では東海道本線のみであるが、運転系統としては以下の3系統が停車する。それぞれ専用の線路が割り当てられており、当駅以東(東京方面)では停車駅および経路が異なっている。また、当駅はこれら各系統同士の乗換駅(対面乗り換え)としての役割を果たしている。
- JT 東海道線:東海道本線大船駅以西の藤沢駅・小田原駅方面に直通する中距離電車(湘南電車)。東京駅発着系統と、東京駅・上野駅経由で宇都宮線・高崎線に直通する上野東京ラインが乗り入れ、下り普通列車は東海道本線の各駅に停車する - 駅番号はJT 06。
- JO 横須賀・総武快速線:東海道本線支線(品鶴線)を経て、下り列車は大船駅より線路名称上の横須賀線を走る。上り列車は横浜駅まで各駅に停車する緩行線としての役割を果たすとともに、多くの列車が東京駅を経由し総武本線へ直通する - 駅番号はJO 10。
- JS 湘南新宿ライン:品鶴線を経て、当駅から西大井駅まで横須賀線と同一の線路を使用し、新宿駅経由で東海道線と高崎線間、横須賀線と宇都宮線間をそれぞれ直通する - 駅番号はJS 10。
また当駅は特定都区市内制度における「横浜市内」に属するが、東海道本線においては当駅がその西限となる。
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改札口 |
E257系電車 |
駅構造
JR東日本
島式ホーム2面4線を有する地上駅。 横浜統括センターの直営駅で、管理駅として東戸塚駅を管理下に置いている。改札口は橋上と地下の2ヶ所にあり、それぞれ東口・西口の両側への出入口へ通じている。ホームの大船寄りは柏尾川を跨いでいる。ホームは2020年度に嵩上げされた。1・2番線ホームの脇には東海道貨物線の線路があるがホームはない。なお、橋上改札にはお客さまサポートコールシステムが導入されており、終日改札係員は不在となっている。
東海道本線と横須賀線は方向別配線となっており、同一ホームで相互に対面乗り換えができる。上野東京ラインと湘南新宿ライン相互の対面乗り換え可能な駅は、東北本線区間を含めて当駅が唯一(年末年始終夜運転時の大宮駅を除く)。終電同士以外では駅や指令から特別な指示がない限り接続を取らない。
湘南新宿ラインの東海道線直通列車、新宿方面発着の東海道線特急列車(当駅通過)は、大船方で東海道線に転線する。特急「鎌倉」など、横浜駅を東海道線ホームに発着する横須賀線直通列車は、大船方で横須賀線に転線する。
特急「成田エクスプレス」が当駅に停車するが、それ以外の特急列車は当駅を通過している。ただし、臨時で運転される特急(「日光」など)は例外として当駅に停車することがある。
2021年3月のダイヤ改正で通勤快速が廃止となり、当駅はすべての快速・普通列車が停車するようになった。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■ 横須賀・総武線(快速) |
上り |
横浜・品川・東京・千葉方面 特急「成田エクスプレス」 |
湘南新宿ライン |
北行 |
渋谷・新宿・大宮方面 |
2 |
東海道線 |
上り |
横浜・川崎・品川・東京・上野方面 |
上野東京ライン |
3 |
■東海道線 |
下り |
大船・小田原・熱海方面 |
4 |
横須賀線 |
大船・鎌倉・久里浜方面 |
湘南新宿ライン |
南行 |
藤沢・平塚・小田原方面 |
横浜市営地下鉄 戸塚(とつか) |
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所在地 |
横浜市戸塚区戸塚町12番地1 |
駅番号 |
B06 |
所属事業者 |
横浜市交通局(横浜市営地下鉄) |
所属路線 |
■ブルーライン(1号線) |
キロ程 |
12.3km(関内起点) |
駅構造 |
地下駅 |
ホーム |
1面2線 |
乗降人員 |
77,204人/日(2024年) |
開業年月日 |
1987年(昭和62年)5月24日 |
駅種別 |
直営駅 |
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名鉄戸塚駅 |
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島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札口は地下2階、ホームは地下3階にある。地下1階が地下自由通路となっており、JRの地下改札口がある。
駅長所在駅。戸塚管区駅として当駅 - 上永谷間を管理している。
横浜市営地下鉄第3期工事計画では、当初は上永谷駅から当駅までの延伸が予定されていた。しかし後述の通り西口の再開発事業が難航して西口の地下に駅を設置することが困難になったため、1985年(昭和60年)に隣駅の舞岡駅までの先行開業(横浜市営地下鉄第3期開業)となった。その後、駅の位置は国鉄(現 JR)の直下(約77m)と東口バスターミナル・ラピス戸塚2の直下に変更されたが、国鉄の分割民営化の時期に重なったことと、軟弱な地盤により国鉄直下の委託工事が難航した。そのため戸塚駅開業100周年に間に合わせるべく、暫定開業に最低限必要な国鉄直下の11mと東口バスターミナル・ラピス戸塚2の直下を使った4両分(約100m)のホームを持つ仮設駅として、1987年(昭和62年)5月24日に暫定開業した(横浜市営地下鉄第4期開業)。当時は6両編成で運行していたため、関内駅側の2両はドアカットで対応していた[14]。国鉄と地下鉄の乗り換えのために建設していた国鉄の地下改札口・自由通路も完成していなかったため、出入口は東口バスターミナル側に設けられた。
横浜市制100周年・横浜博覧会の会期中に間に合わせるべく急ピッチで工事が行われ、1989年(平成元年)8月27日、6両分のホームを持つ本設駅として本開業した。
1999年に当駅 - 湘南台駅間が延伸開業するまでは終着駅であったため、あざみ野方にシーサスポイントが設置されており、延伸後の現在も残されている。なお、湘南台延伸後は当駅発着の定期列車は設定されておらず(非常時に湘南台駅-当駅間や当駅 - あざみ野駅間で折り返し運転が行われたことはある)、代わりに引き上げ線を有する隣の踊場駅発着の列車が設定されている。
のりば
番線 |
路線 |
行先 |
1 |
■ブルーライン |
湘南台方面 |
2 |
あざみ野方面 |
ホームは方向別に完全に分離されている神宮前駅と同様、名古屋本線豊橋方面発着の列車が1・4番線、常滑線発着の列車が2・3番線を使用することがほとんどである。
なお、中部国際空港行きのミュースカイは、主に4番線から発車する。
上下それぞれ2線ずつ設けられた線形となっているが、当駅で待避(追い越し)を行う列車は平日は、深夜1本(2392列車)、土休日は、朝3本(650B列車・793列車・723E列車)、深夜2本(2350G列車・2392列車)しかない。
当駅を出ると下りは名古屋本線二ツ杁駅(急行は新清洲駅)または犬山線西春駅、上りは名古屋本線堀田駅(急行・準急の待避は本笠寺駅)または常滑線大江駅まで列車待避ができない。
中部国際空港の開港にともない豊橋駅発着の中部国際空港駅への乗り入れ列車の折り返しを行うために神宮前方に複々線に跨る渡り線を増設したが、この渡り線を使用する営業列車は2011年3月のダイヤ改正以降は存在しない。
常滑線からの普通列車はほとんど当駅で折り返しとなるため、2・3番線から留置線が名鉄名古屋駅側に2本延びている。
回送列車や特急列車の通過がある東海道本線や中央本線とは異なり、回送列車も含め全列車が停車する。
歴史
- 1887年(明治20年)7月11日:国鉄東海道本線の横浜 - 国府津間開通と同時に開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。横須賀線開業後は横須賀線直通列車も停車。
- 東海道の宿場である戸塚の地に開設された。当初は旧宿場町側の西口が多く利用されたが、戸塚競馬の開催とともに東口も次第に賑わうようになった。
- 1927年(昭和2年)- 1929年(昭和4年):鶴見駅 - 横浜駅間6線化、横浜駅 - 平塚駅間複々線化により貨客分離。
- 1930年(昭和5年)3月15日:横須賀線の電車化、東海道線は当駅を全列車通過となる。
- 1932年(昭和7年):戸塚競馬場開設。
- 1937年(昭和12年):戸塚競馬の開催に伴い、東口を開設。
- 1939年(昭和14年)7月27日:日本光学工場裏手の駅構内線路内で、同社社員約500人が同僚の見送りを行っていたところに準急列車が進入。15人が死傷。
- 1954年(昭和25年):戸塚競馬場廃止、川崎競馬場へ移転。
- 1969年(昭和44年)3月26日:橋上駅が完成。
- 1970年(昭和45年)5月1日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1979年(昭和54年)10月1日:東海道貨物線 鶴見 - 横浜羽沢 - 当駅間が開通。
- 1980年(昭和55年)10月1日:戸塚駅 - 大船駅間6線化により東海道本線と横須賀線が分離運転(SM分離)され、東海道線普通列車の当駅停車が復活。現在のホーム配置となる。
- 1985年(昭和60年)3月14日:手荷物取り扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)
- 4月1日:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。鶴見駅から横浜羽沢駅を経由する支線の終点が、戸塚駅から東戸塚駅に変更される。
- 5月24日:横浜市営地下鉄の駅が仮設駅として開業。ホームが4両分しか設けられず、後部2両の扉をドアカットしていた。
- 1989年(平成元年)8月27日:横浜市営地下鉄の駅が本設置となり、ドアカットは廃止。
- 1993年(平成5年)
- 5月26日:JR東日本の橋上改札に自動改札機を設置し、供用開始。
- 6月9日:JR東日本の地下改札に自動改札機を設置。
- 1999年(平成11年)8月29日:横浜市営地下鉄 当駅 - 湘南台間開業。延伸により中間駅となる。
- 2001年(平成13年)
- 11月18日:JR東日本でICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 12月1日:湘南新宿ライン運転開始。成田エクスプレスの停車駅となる。
- 2004年(平成16年)10月16日:湘南新宿ラインの増発により新設された「特別快速」の停車駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 3月18日:快速「アクティー」の停車駅となる。横浜市営地下鉄でICカード「PASMO」の利用が可能となる。
- 8月18日:横浜市営地下鉄でホームドアの使用開始。
- 2012年(平成24年)4月10日:docomo Wi-Fiによる公衆無線LANサービス開始。
- 2015年(平成27年)7月18日:横浜市営地下鉄のダイヤ改正により、快速の停車駅となる。
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