山崎(やまざき) |
|
所在地 |
京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字西谷24-1 |
駅番号 |
JR-A36 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
■東海道本線(JR京都線) |
キロ程 |
527.7km(東京起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面4線(乗降は2面2線のみ) |
乗車人員 |
5,198人/日(2023年) |
開業年月日 |
1876年(明治9年)8月9日 |
駅種別 |
業務委託駅 みどりの券売機プラス設置駅 |
|
 |
山崎駅 |
|
|
|
山崎駅(やまざきえき)は、京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字西谷(こあざにしたに)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。駅番号はJR-A36。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。
駅舎は京都府内にあるが、敷地の一部は大阪府三島郡島本町山崎にあり、ホーム上に府境を示す看板がある。
このため、島本町民の利用者も多い(島本町は郵便番号・市外局番ともに京都府扱いの番号となっている)。
1927年(昭和2年)に竣工した木造平屋建ての駅舎を有する。
駅の大阪方の曲線(通称サントリーカーブ、サントリー山崎蒸溜所に隣接していることが由来)は鉄道写真の有名撮影地として知られたが、撮影目的での立ち入りが相次いだことから平成20年(2008年)にフェンスが設けられた。
2008年3月15日に島本駅が開業するまで、隣接駅であった高槻駅までの駅間距離は7.5kmとJR京都線内では最長であった。
函館本線に同じ表記の駅があるため乗車券面類には「(東)山崎」と表記される。
ホームに大阪府と京都府の府境があるので、標識も設置されている。
 |
 |
駅名標 |
改札口 |
駅構造
島式ホーム2面4線(12両編成対応)と下りに待避線1本を有する地上駅である。
ホームの外側線側(新快速・特急列車用)は封鎖されている(快速は内側の線路を通過)。
傾斜面上にホームがあるため、駅舎はホームより下層に設けられている。
駅の先すぐに京都寄りは半径600mのカーブとなるので、通過電車は駅構内手前から100km/hに減速する。
周辺にサントリーの工場などが所在するため、かつては貨物施設があったが、現在は跡地が保線施設となっている。
JR西日本交通サービスによる業務委託駅であり、ICOCA利用可能駅である。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
線路 |
行先 |
1 |
■JR京都線 |
下り |
外側線 |
(通過列車のみのため閉鎖) |
2 |
■JR京都線 |
下り |
内側線 |
大阪・三ノ宮方面 |
3 |
上り |
京都・草津方面 |
4 |
■JR京都線 |
上り |
外側線 |
(通過列車のみのため閉鎖) |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
※運転取扱上の番線は、下り待避線が1番線、上り外側線が5番線で、旅客案内上ののりば番号とは1つずつずれる。
歴史
- 1876年(明治9年)8月9日:官設鉄道の向日町駅 - 高槻駅間に新設開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
- 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年より東海道本線)の所属となる。
- 1927年(昭和2年):現在の駅舎が竣工。
- 1971年(昭和46年)10月1日:貨物の取り扱いが廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:日中時間帯の快速列車停車により、内側線のホームが12両編成停車対応に増設される。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「JR京都線」の愛称を使用開始。
- 1997年(平成9年)6月27日:自動改札機を設置し、供用開始。
- 2002年(平成14年)7月29日:JR京都・神戸線運行管理システム導入。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2007年(平成19年)3月18日:駅自動放送を更新。
- 2015年(平成27年)3月12日:入線警告音の見直しに伴い、接近メロディ導入。
- 2016年(平成28年)12月9日:京都・大阪府境の標識が新しい物に交換される。
- 2018年(平成30年)
- 3月2日:この日を以てみどりの窓口が営業終了。
- 3月3日:みどりの券売機プラスが稼働開始。
- 3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始する。
- 2021年(令和3年)
- 3月24日:各ホームと改札口を結ぶエレベーターの供用を開始。
- 4月1日:JR西日本交通サービスによる業務委託駅となる。
|
|