JR西日本・JR東海・JR貨物・近江鉄道・米原駅
米原(まいばら)
東海道新幹線 岐阜羽島 米原 京都
東海道本線 醒ケ井 彦根
北陸本線        坂田
近江鉄道本線       フジテック前
所在地 滋賀県米原市米原475
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道(JR貨物)
近江鉄道
駅構造  地上駅(橋上駅) (JR東海・JR西日本)
地上駅(近江鉄道)
ホーム  2面3線(新幹線)
3面6線(在来線)
1面2線(近江鉄道)
乗車人員  JR西日本 5,514人/日
JR東海 7,240人/日(2018年)
乗降人員 近江鉄道 417人/日(2018年) 
開業年月日  1889年(明治22年)7月1日(東海道本線)
1931年(昭和6年)3月15日(近江鉄道)
駅種別  直営駅(管理駅)みどりの窓口(JR西日本)
直営駅(管理駅)JR全線きっぷうりば(JR東海)
所属路線  東海道新幹線(JR東海)
キロ程 445.9km(東京起点)  
所属路線 東海道本線(JR東海・JR西日本)
駅番号  CA83(JR東海)・JR-A12(JR西日本)  
キロ程  445.9km(東京起点)
所属路線 北陸本線(琵琶湖線・JR西日本) 
駅番号  JR-A12 
キロ程  0.0km(米原起点) 
所属路線 近江鉄道本線
駅番号  OR01 
キロ程  0.0km(米原起点) 
米原駅西口
米原駅西口
N700系
N700系
  • 米原駅(まいばらえき)は、滋賀県米原市米原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)・近江鉄道の駅である。
  • JR東海に所属する東海道新幹線と、JR西日本およびJR東海に所属する東海道本線、JR西日本に所属する北陸本線、近江鉄道の本線が乗り入れている駅である。北陸本線と近江鉄道本線は当駅が起点となっている。なお、東海道本線と北陸本線はJR貨物の第二種鉄道事業路線にもなっている。滋賀県内で唯一の新幹線停車駅である。駅番号はそれぞれ、JR西日本がJR-A12、JR東海(在来線)がCA83、近江鉄道がOR01となっている。
  • JR在来線における当駅の所属線は東海道本線となっている。東海道新幹線・東海道本線・北陸本線は、1987年(昭和62年)3月31日まではすべて日本国有鉄道(国鉄)の路線であったが、翌4月1日の国鉄分割民営化によってJR東海とJR西日本に分割された。当駅がJR西日本とJR東海の会社境界駅となり、東海道本線は当駅より大垣・名古屋方面がJR東海、草津・京都方面がJR西日本の管轄となった。当駅はJR西日本とJR東海の共同使用駅であり、在来線構内はJR西日本、新幹線構内はJR東海の管轄である。
  • またJR西日本の東海道本線の当駅 - 京都駅間と北陸本線の当駅 - 長浜駅間には合わせて「琵琶湖線」の愛称が設定され、一体化した運転系統となっており、大阪方面から来る列車は北陸本線敦賀駅まで乗り入れる。また、名古屋方面から来る列車は当駅で折り返し大垣・名古屋方面に向かう。2016年(平成28年)3月25日までは当駅を経由してJR西日本の琵琶湖線・京都線とJR東海管内の大垣駅を結ぶ快速列車及び特急しなのが設定されていた。現在は特急サンライズ出雲・瀬戸とひだのみとなっている。
  • 当駅周辺には鉄道関連の施設が多く設けられ、多くの鉄道従事者が駅周辺に在住したため「鉄道の町」として栄えた。東海道本線における名古屋と京都の中間拠点でもあり、機関区や客貨車の基地、貨物操車場が配備された。輸送改善の度に構内が拡張され、配線が変更されてきた。電化に伴って電気機関車の基地が置かれ、電気機関車と蒸気機関車の中継基地の役割も果たした。しかし、現在では機関車交換基地としての役割を失っている。一方で、現在では東海道新幹線と北陸本線(特急しらさぎ)との接続で重要な駅となっている。また、JR各社が運営するインターネット予約サービスについては、全社の予約システムの受け取りが可能な駅である。全部の予約サービスを受け取れる駅は、全国的に珍しく、交通の結節点の特徴を色濃く反映している。
  • JR米原駅の事務管コードは、▲610147である。なお、国鉄時代に名古屋鉄道管理局が管轄していた頃は、▲530134が用いられていた。
JR東海313系電車 JR西日本221系
JR東海313系電車 JR西日本221系
近江鉄道100系電車 JR西日本221系
近江鉄道100系電車 JR西日本681系

駅構造

JR西日本・JR東海
  • 在来線・新幹線とも地上駅である。現在の駅舎は2009年3月より使用開始となった橋上駅舎である。米原市管理の東西自由通路が駅の東西を結び、自由通路から在来線改札口(JR西日本)・新幹線改札口(JR東海)を利用できる。また改札内には新幹線・在来線の乗り換え改札がある。
  • なお、在来線改札口には前述のように2020年3月18日にセブン-イレブンキヨスクJR米原駅改札口店がホーム上にあった7番のりば店から移転する形で開業し、改札内外両方から利用できるようになった。また2021年3月13日からのTOICAエリアの当駅までの拡大に伴い、TOICAエリアからの降車専用のICカード専用自動改札機(JR東海仕様)が改札内から見て一番左側に設置されている。
  • 2009年(平成21年)7月1日から、在来線を管轄するJR西日本では京阪神近郊エリアの在来線駅のホーム上の喫煙コーナーが廃止された関係で、当駅も同日以降は在来線ホームが全面禁煙となっている。
在来線
  • 東海道本線では東京起点445 km 034 mと同447 km 763 mに場内信号機が設置され、駅構内は2km729mに及ぶ。JR西日本とJR東海との会社境界は駅東方(醒ケ井方)の、東海道本線の上り線と下り線とが合流するカーブ付近の下り第1閉塞信号機(東京起点443k995m)にある。
  • 当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として北陸本線の坂田駅 - 近江塩津駅間の各駅を管理しており停車場に分類される。
  • 東京方で東海道本線上りが北陸本線をまたぐ形で立体交差になっている。米原駅の東京方の東海道本線上下線の内側に電留線を抱えており、電車1 - 6番線、客操7 - 15番線が設けられている。これらの電留線は米原機関区・米原客貨車区として整備されたものである。
  • 貨物列車は昼夜を問わず通過し、特に深夜・早朝にかけて東海道本線上り(東京方)と北陸本線を折り返す列車が集中する。東海道本線の米原をまたぐ定期旅客列車として大阪 - 高山間を運転する特急「ひだ」があるほか、特急「しらさぎ」が金沢から当駅か名古屋のいずれかまで運転されている。名古屋に至る列車は当駅でスイッチバックする。湖西線が強風で運休になった場合は「サンダーバード」が米原経由で運行される。こうした湖西線の運休は避けられない事象であるためダイヤは「サンダーバード」が米原経由で運行することに対応できるものになっている。迂回した金沢方面からの「サンダーバード」が米原に運転停車し、関西空港へ急ぐ旅客のみを特別に新幹線に誘導することがある。「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」(岡山駅まで併結運転)は会社ごとの乗務員に交代するため米原駅で運転停車する。
  • 当駅は特急しらさぎや新快速の両列車を対象に分割併合作業が日常的に実施されている。しらさぎは金沢方面からの乗客が米原で乗り換えする割合が大きいため、新快速は当駅以北のホームの制約から長編成での進入ができないため連結切り離しが行われている。
のりば
  • 島式ホーム3面6線と通過線2線を使用する。1番線と4番線はホームが無い。1番線は東海道本線・琵琶湖線下りの貨物列車の通過に使われる。4番線は米原操車場に着発する北陸線の貨物列車が通過し、上下線共用である。
  • 「東海道線」の案内は上り線(東京方)のみで、下り線(大阪方面)と北陸線方面では「琵琶湖線」として案内が行われている。
  • 2番線は東海道本線大垣方面からの米原止まりの列車の到着、3番線は東海道本線(琵琶湖線)京都・大阪方面への列車の発車が主となる。2番線と3番線は北陸本線長浜・敦賀方面への進出も可能。また、大垣方面からの列車はすべて到着後に回送列車として留置線に引き上げてから折り返す。
  • 北陸行きの「しらさぎ」及び一部の大垣方面からの普通・新快速の米原止まりの列車は5番線、長浜方面直通の新快速・普通は6番線が主に用いられる。一部の米原終着の「しらさぎ」や普通列車もこのホームに入る。北陸本線の普通列車はホームでの折り返しが主流である。
  • 7番線が琵琶湖線上りからの米原止まりの列車の到着及び名古屋方面行きまたは米原止まりの「しらさぎ」の到着と発車、8番線が東海道本線大垣方面への発車が主となる。8番線は東海道本線上りの本線として用いられており、貨物列車の通過にも用いられる。7番線は東海道本線上り大垣方面と北陸本線長浜・敦賀方面のいずれにも進出可能だが、8番線は東海道本線上り大垣・豊橋方面への進出のみとなる。
番線 路線 方向 行先 備考 
2 琵琶湖線(東海道線) 下り 草津・京都方面 原則として日中は米原止まりの列車のみ 
3  
5 琵琶湖線(北陸線)  敦賀・金沢方面  22時台の普通のみ2番乗り場から 
6 しらさぎ51号、63号はこの乗り場から 
7   
東海道本線  上り 大垣・名古屋方面   
8  


新幹線
  • 縦断線形で見ると跨線橋や周辺の道路・鉄道の関係から米原駅はすり鉢の底部にあたる部分に設置されている。下部構造は盛土。構内配線は通過線2線とその両側に上下線のホームを設けた東海道新幹線では標準的な形状である。しかし、東京側は関ケ原越えを控えるため事故車両や待避列車が停車できるよう上りホームの外側でも客扱いができるようになっている。いずれの線路も半径3000 mの曲線である。開業当時の上りホームは幅員5.5 - 10.1 m・延長342m、下りホームは幅員7.0 m・延長360mである。開業当時は12両分のホームの内、上屋が6両分しか整備されておらず、その後16両分の上屋が整備されている。ホームの断面に中空で作業員等が通行できるスペースがある。
  • 積雪量が多い地域であるため、1966年(昭和41年)には岐阜羽島とあわせて主要な分岐器に融雪器が設置された。また米原駅を含む東京起点376k500mから445kmの区間までスプリンクラーが設置されている。ホーム上の旅客に水が飛散しないように、車両の進入を感知し、停車中は散水を停止する機構が設置されている。
  • 米原駅には米原保線所、米原電力所、米原信号通信所が併設されている。
  • 基本的に「ひかり」と「こだま」が毎時1本ずつ停車し、最速達列車の「のぞみ」は全列車が通過する。
  • 上りホームには琵琶湖からの湖風を遮るためアクリルガラスの風防が設置されている。
のりば

番線 路線 方向 行先
11 東海道新幹線 下り 新大阪方面
12 上り 東京方面 
13 (予備ホーム)  

近江鉄道
  • 近江鉄道の米原駅は、駅周辺の整備工事に伴い2007年(平成19年)6月8日にJR東口駅舎に隣接する場所に移転し、線路も駅手前の約1600 m部分についてJR東海道本線下り本線沿いに移設されたが、営業キロの変更は行われていない。ホームは頭端式ホーム1面2線で、駅舎は仮設のものが設置され、移設工事のため6月1日 - 7日の間は米原駅 - フジテック前駅間がバス代行となった。新駅舎の工事は2011年(平成23年)12月に着工し、2012年(平成24年)4月5日に完成してJR米原駅東口と直結するようになった。鉄骨平屋建ての約96平方メートルで、その内の約36平方メートルはテナントスペースに割り当てられている。スロープによるバリアフリーが施されている。
  • なお、1998年(平成10年)のJR米原駅縮小前はJRの駅と隣り合っていた。JR米原駅東口の移設後から2007年(平成19年)の移設までは新しく設けられた駅前広場を挟んでJR駅がある形態だった。
のりば
番線 路線 行先
11 本線(彦根・多賀大社線) 貴生川方面
12


米原操車場
  • 米原操車場は米原駅構内に設けられた操車場である。作業はJR西日本が行っている。電報略号はマイソである。下りは貨物1 - 6番線、上りは貨物1 - 5番線を持ち、琵琶湖線の上下線の間に位置する。現在では運転停車、東海道本線上り(東京方)と北陸本線の貨物列車の折り返し、機関車付け替えの役割を担っている。かつては米原に来た貨物列車を分解し、各方面ごとの列車に組成していた。
  • 東海道本線では平均50kmに1駅の配置であるが、京都貨物駅と岐阜貨物ターミナル駅の104 kmは空白で、県内の物流は双方からトラックで輸送する方法に頼らざるを得ないのが現状である。これを解消しようと、2002年(平成14年)には着発線荷役方式でコンテナ荷役のできる米原貨物ターミナル駅設置が新規事業化された。国の交通結節点改善事業を受けて整備が進められようとした。この貨物ターミナル駅が完成すると滋賀県の人口の約50%が駅勢圏としてカバーできる。敷地面積3.6 ヘクタール、最長26両編成に対応するため延長550 mで荷役作業帯・コンテナ置場を含めた幅33 mのコンテナホームを整備し、荷捌施設やトラック専用駐車場を設置する計画で、工期は3年を見込まれていた。貨物ターミナルはJR貨物、アクセス道路は国土交通省が整備する方針だった。しかし、2022年(令和4年)になって収支を見込めないとして貨物ターミナル駅事業は中止となった。

歴史

  • 1889年(明治22年)7月1日:官設鉄道の分岐点(後の深谷) - 当駅 - 馬場(現在の膳所駅)間および当駅 - 長浜間の開通と同時に開業。一般駅。
  • 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)へ所属変更。
  • 1902年(明治35年)11月1日:当駅から長浜方面への東海道線支線が北陸線(1909年に北陸本線に改称)に編入。
  • 1931年(昭和6年)
    • 7月4日:近江鉄道の駅が開業。
    • 11月:彦根 - 米原 - 長浜の区間列車を設定され、これが国鉄初の気動車の導入であった。
  • 1954年(昭和29年)2月1日:構内改良工事着手。
  • 1955年(昭和30年)
    • 4月:操車場の使用を開始。
    • 7月25日:稲沢駅 - 当駅間の電化が完成、電気機関車基地も開設。
    • 11月1日:構内改良工事竣工。拡張までは1番ホーム(下り本線)、2・3番ホーム(東海道上り本線・1番線)、4・5番ホーム(北陸線上り本線・上り1番線)であった。拡張後1998年までの在来線は1番ホーム(下り本線)、2・3番ホーム(東海道下り1番・2番線)、4・5番ホーム(北陸線上り本線・上り1番線)、7・8番ホーム(北陸線下り1番線・本線)、9・10番ホーム(東海道上り1番線・本線)であった。北陸線の米原折り返しは主に4・5・7番線を使用し、北陸発大阪行きは3・4番線、名古屋発北陸行きは2・3番線を主に使用していた。
  • 1956年(昭和31年)11月19日:当駅 - 京都間が電化され、東海道本線全線電化。同時に当駅 - 彦根の路線が付け替えられた。
  • 1961年(昭和36年)10月1日:北陸本線に乗り入れる初の特急列車「白鳥」(大阪 - 上野・青森)が運転開始された。
  • 1962年(昭和37年)9月30日:田村 - 当駅間電化、直江津 - 当駅全線信号自動化完成。
  • 1964年(昭和39年)
    • 10月1日:東海道新幹線の駅が開業。所在地が滋賀県坂田郡の米原町であったことから、当時の東海道新幹線では珍しい(「市」ではなく)「町」にある新幹線駅として誕生した。
    • 12月25日:北陸線電車特急「雷鳥」「しらさぎ」運転開始。
  • 1966年(昭和41年)12月1日:富山 - 当駅複線化完成。
  • 1968年(昭和43年)2月15日:当駅の構内において貨物列車と快速列車の衝突事故が発生する。
  • 1970年(昭和45年)3月15日:新幹線のホームが16両対応に延伸される。
  • 1972年(昭和47年)
    • 3月1日:貨物の取り扱いを廃止。
    • 10月:日本海縦貫線が青森まで電化されたことに伴い、「ひかり」3往復が米原停車を開始する。ひかりの停車駅追加は東海道新幹線開業以来初めてであり、この停車により東京方面と北陸方面の所要時間が約1時間短縮された。
  • 1973年(昭和48年)12月22日:新幹線の米原駅構内で、突風によって電車線が浮き上がり、外れたハンガイアーにパンダグラフが衝突して補助ちょう架線が破線する事故が発生。この影響で、重架線化工事が完了するまでの間、冬季の米原付近での風速規制が強化された。
  • 1975年(昭和50年)3月10日:関西 - 北陸間の優等列車が湖西線経由に変更され、一部の急行列車のみが米原経由で残った。米原から北陸方面を結ぶ優等列車は名古屋発着の「しらさぎ」が残ったほか、米原発着の「加越」が新設された。
  • 1983年(昭和58年)4月1日:国鉄のホーム案内放送を自動化。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:荷物取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)
    • 3月1日:国鉄分割民営化を控え、名古屋鉄道管理局から大阪鉄道管理局へ移管。
    • 3月31日:貨物の取り扱いを再開。ただし、以降の貨物取り扱いの実績はなかった。
    • 4月1日:国鉄分割民営化により、在来線はJR西日本、新幹線はJR東海、貨物営業はJR貨物が承継。
  • 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、東海道本線の当駅 - 京都間で「琵琶湖線」の愛称を使用開始。新快速が米原まで延長運転される。
  • 1991年(平成3年)9月14日:北陸本線田村 - 長浜間の電化方式を直流に変更し、京阪神方面から直通運転を開始。
  • 1993年(平成5年)3月:「ひかり」が初めて米原で「のぞみ」を待避するダイヤで運行される。
  • 1998年(平成10年)
    • 3月17日:新幹線乗換改札口に自動改札機を導入。
    • 9月1日:東口新駅舎使用開始。これに伴い、旧7・8番ホーム横に新1 - 4番線を敷設、2・3番線の間にホームを設置し、新下りホームにされた。旧1番 - 5番ホームは廃止。旧7 - 10番ホームを5 - 8番に改称。在来線改札口に自動改札機を導入。
    • 12月1日:大都市近郊区間拡大に伴い、当駅(JR西日本およびJR東海)は大阪近郊区間の所属駅になる。
  • 2003年(平成15年)11月1日:JR西日本でICカード「ICOCA」の利用が可能となった。
  • 2006年(平成18年)10月1日:JR京都・神戸線運行管理システム導入。
  • 2007年(平成19年)6月8日:近江鉄道の駅舎・ホームを西側に移転。
  • 2008年(平成20年)12月10日:ホーム上の工事囲いのフェンスが貨物列車通過の風圧で飛散し、ホーム上の乗客2名とホーム誘導員1名が負傷した事故が発生。
  • 2009年(平成21年)
    • 3月7日:JR西日本5 - 8番のりばの彦根寄りのエレベーター・エスカレーター・階段がすべて供用開始。なお、この時点ですでにトイレのバリアフリー化は完了していた。
    • 3月21日:JR西日本2・3番のりばの彦根寄りのエレベーター・エスカレーター・階段がすべて供用開始。また、自由通路および東口・西口エレベーターの供用開始。この自由通路の延長は230 mで、その内の138 mは既存の高架橋を使い、残りは新築したものである。
    • 6月1日:東西自由通路から東海道新幹線を直接利用できる改札が新設された。
    • 7月1日:在来線ホームの全面禁煙が実施。
  • 2012年(平成24年)4月5日:近江鉄道の新駅舎が開業。
  • 2015年(平成27年)3月12日:入線警告音の見直しに伴い、接近メロディ導入。
  • 2016年(平成28年)3月26日:ダイヤ改正に伴い特急「しなの」の大阪駅発着廃止に伴い当駅停車も廃止。JR西日本とJR東海を跨いで走行する普通列車が廃止。
  • 2018年(平成30年)3月17日:JR西日本・JR東海の在来線に駅ナンバリング導入。
  • 2020年(令和2年)3月18日:7番のりばのキヨスクが改札口でセブン-イレブンに転換し、「セブン-イレブン Kiosk JR米原駅改札口店」となる。
  • 2021年(令和3年)3月13日:特急「はるか」の当駅発着が廃止。当駅がTOICAエリアに編入され、JR東海とJR西日本のICサービスエリアを跨るICカード定期券が発売される。
  • 2022年(令和4年)4月1日:JR東海の指定席券売機にて、東日本旅客鉄道(JR東日本)グループが運営するインターネット予約サービス「えきねっと」の受け取りができるようになる。滋賀県の駅で、「えきねっと」の受け取りが可能な駅は、2023年(令和5年)現在、米原駅のみである。