JR東日本・JR東海・JR貨物・京浜急行電鉄・品川駅
品川(しながわ)
東海道新幹線 東京 品川 新横浜
東海道線(列車線) 新橋 川崎
京浜東北線(電車線) 高輪ゲートウェイ 大井町
山手線(電車線) 高輪ゲートウェイ 大崎
横須賀(品鶴線) 新橋 西大井
京浜急行電鉄本線 泉岳寺 大手町
所在地 東京都港区高輪三丁目26-27
所属
事業者
東日本旅客鉄道(JR東日本)
東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道(JR貨物)
京浜急行電鉄(京急)
駅構造  地上駅(橋上駅)(JR東日本・JR東海)
高架駅(京急) 
ホーム  2面4線(新幹線)
8面14線(JR東日本)
2面3線(京急)
乗車人員  JR東日本 248,650人/日(2022年)
東海道新幹線 14,794人/日(2020年)
京急 168,324人/日(2020年)
開業
年月日 
1872年6月12日(東海道線)
1933年(昭和8年)4月1日(京急)
2003年(平成15年)10月1日(東海道新幹線) 
駅種別  直営駅(管理駅) みどりの窓口(JR東日本)
JR全線きっぷうりば(JR東海)
東京山手線内・東京都区内駅
所属
路線 
JR東海・東海道新幹線
キロ程 6.8km(東京起点)  
所属
路線 
JR東日本・東海道線(列車線)
駅番号  JT03 
キロ程  6.8km(東京起点) 
所属
路線
JR東日本・京浜東北線 (電車線)
駅番号  JK20 
キロ程  6.8km(東京起点) 
所属
路線
JR東日本・山手線(電車線)
駅番号  JY25 
キロ程  0.0 km(品川起点)
所属
路線
JR東日本・横須賀線(品鶴線)
駅番号  JO17 
キロ程  0.0km(品川起点) 
所属
路線
京浜急行電鉄本線 
駅番号  KK01 
キロ程  0.0 km(品川起点)
品川駅
品川駅
品川駅ホーム
品川駅ホーム
新幹線N700系電車
新幹線N700系電車
京急1000形電車
京急1000形電車
品川駅(しながわえき)は、東京都港区高輪三丁目および港南二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)・京浜急行電鉄(京急)の駅である。
山手線南部のターミナル駅である。駅名は東海道の宿場町である品川宿に由来するが、所在地は品川区ではなく港区である。
駅東側の港南口はもともと戦前からの埋立地として企業の工場や倉庫などが立ち並んでいたような場所だったが、1998年に旧国鉄品川駅東口貨物ヤード跡地に品川インターシティと呼ばれる大規模な複合商業ビル群が開業。2003年に東海道新幹線の品川駅が開業して以降は、再開発により大規模なオフィスビルやタワーマンションを中心とした超高層ビル街へと発展し、駅利用者数が大幅に増加した。京急線で羽田空港に乗り換えなしでアクセス出来ることや、さらに東海道新幹線の駅の開業により中京圏・近畿圏とのアクセスが大幅に向上したこともあって、港南口を中心に企業の本社などの集積が進んでいる。駅西側の高輪口はプリンスホテル(西武グループ)などの大規模なシティホテルがいくつも集積しているとともに、高級住宅街が広がっている。当駅は世界有数の利用者数を誇るターミナル駅である。現在のところは、京急本線を通して都営地下鉄浅草線と相互直通運転を行っているものの、直接的に地下鉄は1路線も乗り入れていない。2022年3月28日、東京メトロは、南北線延伸(品川 - 白金高輪間)の鉄道事業許可を国土交通大臣より受けた。開業目標は、2030年代半ばと発表されている。
2027年以降に開業する、JR東海リニア中央新幹線の首都圏側の始発駅になることが正式に決定しており、中京圏や近畿圏へのさらなるアクセス向上が期待されている。

京急600形電車 京急1000形電車
京急600形電車 E657系電車

路線乗り入れ

JR東日本の在来線各線、JR東海の東海道新幹線、京浜急行電鉄(京急電鉄)の本線が乗り入れる。全国でも有数の規模のターミナル駅である。JR東日本各線の スリーレターコードは「SGW」である。
JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東海道本線と山手線の2路線で、そのうち、東海道本線を当駅の所属線とし、山手線は当駅が起点となっている。東海道本線は川崎駅経由の本線と新川崎駅・西大井駅経由の支線(通称:品鶴線)とが当駅で分岐する。この中で東海道本線東京駅方面を除く3方向ではJR貨物が第二種鉄道事業者として貨物営業を行っている。旅客列車の運転系統は次の4系統であり、それぞれ専用の線路が割り当てられている。旅客案内でも以下の系統名称が使用される。
JR品川駅の事務管コードは、▲460106である。
JR東日本・JR東海の駅は、特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。

JT 東海道線 - 駅番号「JT 03」

東海道本線東京駅方面 - 当駅 - 川崎駅方面の列車線を走行する中距離電車・特急列車および近距離快速電車。上り列車は東京駅から東北本線列車線(上野東京ライン)、さらに上野駅(・大宮駅・日暮里駅)から宇都宮線・高崎線・常磐線への直通運転も実施している。常磐線系統の上野東京ラインは特急列車も含めて当駅止まりである。

JK 京浜東北線 - 駅番号「JK 20」

東海道本線東京駅方面 - 当駅 - 川崎駅方面の電車線を走行する近距離電車。北行は東京駅から東北本線電車線へ、南行は横浜駅から根岸線への直通運転も実施している。

JY 山手線 - 駅番号「JY 25」

東海道本線東京駅方面の電車線と線路名称上の山手線渋谷駅方面の電車線とを直通運転する環状路線。

JO 横須賀線 - 駅番号「JO 17」

東海道本線東京駅方面の地下線と品鶴線新川崎駅方面とを直通運転。下り列車は大船駅より線路名称上の横須賀線に乗り入れる。大船駅発着の特急「成田エクスプレス」もこのルートで運転される。上り列車は多くの列車が東京駅を経由し、総武快速線へ直通する。

このほか、湘南新宿ラインを含む新宿駅方面を発着する中距離電車・特急列車・ホームライナーは列車運行上は大崎駅から当駅を経由せず大崎支線経由で品鶴線西大井駅方面に直通するが、運賃計算上は大崎駅 - 西大井駅間は当駅を経由するものとして扱う。大崎駅 - 当駅間は山手線、当駅 - 西大井駅間は品鶴線である。

KK 京浜急行電鉄本線 - 駅番号「KK 01」

京浜急行電鉄は、当駅を経由し、都営地下鉄浅草線、京成電鉄、北総鉄道北総線、芝山鉄道芝山鉄道線まで最大で5社の相互直通運転を実施している。


駅構造

JR東日本
  • 駅長・助役配置の直営駅で、当駅の他に大井町駅と高輪ゲートウェイ駅を管理している。当駅の駅長が当駅所在の品川営業統括センターのセンター長を兼任し、当センターは山手線の田町駅から当駅まで、横須賀線の西大井駅、京浜東北線の大井町駅を統括している。構内の中央に位置し、西側から山手線、京浜東北線、東海道線、横須賀線のホームがある。島式ホーム6面12線と単式ホーム2面2線で構成され、西から1番線、3番線 - 15番線と並ぶ。東海道線は6・12番線が本線である。京浜急行電鉄と1・2番線ホームの間には山手線の留置線が6本あったが、京急本線の連続立体交差事業に先立ち2019年3月に廃止された。また、東海道下り本線にある電留線(札の辻群線3 - 22番)や洗浄線(白金群線)などは当駅構内の所有である。本線からの到着以外のルート構成は品川駅にある高輪信号所が扱っている。
  • 改札内コンコースは、駅の北側と南側にそれぞれ東西に伸びるものがある。中央にある改札外のコンコースで分断され、直接にはつながっておらず、両コンコース間をホームや改札を通らずに行き来することはできない。
  • 南側の改札内コンコースの西側には京急のきっぷうりばや京急連絡改札口があり、京急の下りホームに直結している。構内には駅ナカ商業施設として「エキュート品川」がある。
  • 1番線の東京寄りに、山手線の0キロポストがある。
  • 東海道本線ホームの発車メロディが『鉄道唱歌』となっている。同歌において品川は、第1集東海道編第3番に「窓より近く品川の 台場も見えて...」と歌われている。
  • 9・10番線はかつて7・8番線と共に臨時ホームとして機能していて、戦前は軍用列車が、戦後は団体列車など臨時列車の発着ホームとして使われていた。また東海道線が早朝・深夜に設定している当駅発着の列車も臨時ホームを使用していた。時折行われるジョイフルトレインなどの鉄道車両の展示イベント以外に、東海道線や横須賀線のダイヤ乱れの場合にはこのホームが使用され、湘南新宿ラインが大崎駅ではなくこのホームを使用することもある。2015年3月14日からは上野東京ラインが使用し、主に常磐線が発着するホームとして機能している。
  • 上野東京ラインの開業により、常磐線の始発駅となっていることから、利用客の待ち合わせも多いこともあり、大型ディスプレイと複数のベンチを並べた待合スペース(仕切り等なしの屋外型)が設けられている。2015年3月14日の上野東京ライン開業日には、開通記念セレモニーが9・10番線ホームで行われ、最初の列車となった「ひたち」1号の先頭車両10号車付近のホーム上に赤絨毯等を敷いてイベントスペースが設けられた。
  • 上野東京ライン開業前の臨時ホームの駅名標は、両隣の駅が川崎駅・新橋駅と東海道線に準拠した表示になっていた。また、下り方は東海道線以外に横須賀線(西大井方面)・山手貨物線(渋谷・新宿方面)の発着が各番線で可能である。
  • 第二次世界大戦前、鉄道省では品川 - 東京間に複線を増設し、京浜線(後の京浜東北線)の急行(快速に相当)と横須賀線を走らせる「京浜急行線計画」が存在していた。その計画では、1番線が山手線内回り、2番線が山手線外回り、3番線が京浜緩行線北行、4番線が「京浜急行線」北行、5番線が京浜緩行線南行、6番線が「京浜急行線」南行、7・8番線が東海道線上り、9番線が横須賀線上り、10番線が横須賀線下り、11・12番線が東海道線下りとなる予定であった。臨時ホームはこの計画に基づいて建設されたものである。この計画は対米戦により未成に終わったが、その一部は、京浜東北線と山手線の分離運転(「東京縦貫複々線工事」という)に活用された。なお、これは現在当駅に乗り入れている京浜急行電鉄本線とは関係なく、あくまで「京浜線の急行」という意味である。現在の京急本線の当時の名称は「京浜電気鉄道」だった。
  • 田町寄りには本来横須賀線が使用するはずだった高架橋の一部が残されていたが、高輪ゲートウェイ駅の建設により取り壊された。
  • 1960年代には新幹線が東海道新幹線しかなく、高速道路網も未整備で鉄道輸送のシェアが大きかった。年末や旧盆の帰省ラッシュ時に東北本線、奥羽本線や磐越西線方面への下り臨時列車が当駅臨時ホーム始発、山手貨物線経由で運行されたことがある。(一部は東京駅・上野駅経由、ただし両駅での客扱いなし)。当駅始発の最初は1960年(昭和35年)12月28日から31日までの4日間で、15本の列車がその対象となり、1975年(昭和50年)まで続いた。当時の東北方面へのターミナル駅である上野駅の混雑を緩和する目的で設定されたのである。乗客は提灯に導かれて駅の東側に回り、多数張られた白いテントの中で列車を待った。このテント待合所は俗にテント村と呼ばれた。1965年5月に3000人収容の団体待合室が完成して、待合場所が変更された。
  • 全ホームに東京圏輸送管理システム(ATOS)が導入されている。
  • 特急「成田エクスプレス」は、横浜駅・大船駅発着の列車(臨時を除く)と横浜駅・大船駅発着設定のない時間帯の新宿駅方面発着の列車が停車し、その他の列車は通過する。新幹線の全列車が停車する駅で昼行特急列車が通過する設定をしているのは国内では当駅が唯一である。寝台特急のサンライズ瀬戸・出雲も通過するが、上り列車が事故などで遅延した場合、当駅で運転を打ち切る場合がある。
  • 山手線には、深夜に当駅止まりの電車が設定されている(東京総合車両センターに引き上げ)。東海道線には、常磐線直通系統の当駅発着列車以外に早朝の当駅始発下り横浜方面への列車・朝の宇都宮線および高崎線からの当駅止まりの列車・深夜の東海道線横浜方面からの当駅止まり列車の設定もある。横須賀線は、下り始発列車が当駅始発、上り最終列車が当駅止まりとなっている。総武快速線直通は、平日朝夕方に当駅発着列車が設定されている。
のりば
  • 当駅の東海道線上りホームの案内は直通先の「上野東京ライン(宇都宮・高崎線)」と「上野東京ライン(常磐線)」[注釈 2](ただし、いずれのホームも駅名標等に表示される駅ナンバリングは東海道線の「JT 03」となっている)、横須賀線上りホームの案内は直通先の「総武線(快速)」のみである。
  • 2021年3月のダイヤ改正まで、東海道線の朝4時35分・5時10分発の横浜・小田原・熱海方面行きは11番線、横須賀線の朝4時台の逗子・久里浜方面行きは10番線から発車していたが、ダイヤ改正後、東海道線の朝4時35分発は10番線、朝5:10分・6時03分発が11番線発車となった。横須賀線の朝4時台の列車は9番線からの発車となった。
  • 横須賀線・総武快速線の当駅始発列車が平日に5本(朝4本、夕方1本)設定されている。
番線 路線 方向 行先 備考
1 山手線 内回り 東京・上野・駒込方面
3 外回り 渋谷・新宿・池袋方面
4 京浜東北線 北行 東京・大宮方面
5 南行 大井町・大森・蒲田・横浜・大船方面
67 上野東京ライン
 (宇都宮線・高崎線)
上り 東京・上野・大宮・宇都宮・高崎方面 東海道線上り東京行き列車を含む。
平日朝の一部列車のみ7番線から発車。それ以外の列車はすべて6番線から発車。
8 ■(臨時ホーム) 定期旅客列車は特急「湘南」6号のみ使用。
その他、臨時・イベント列車や、ダイヤ乱れ時に寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」を当駅にて運転を打ち切る際に使用。
9 上野東京ライン(常磐線) - 水戸・いわき方面
常磐線特急「ひたち」「ときわ」
10 上野東京ライン(常磐線)  柏・土浦方面  
11
東海道線    下り 横浜・小田原方面 朝の当駅始発の列車は10・11番線から発車。
それ以外の列車はすべて12番線から発車。
12 横浜・小田原方面
特急「(サフィール)踊り子」「湘南
13 総武線(快速) 上り 錦糸町・船橋・千葉・成田空港方面
・特急「成田エクスプレス」
平日朝夕の当駅始発の列車のみ14番線から発車。
それ以外の列車はすべて13番線から発車。
14 錦糸町・船橋・千葉方面
15 横須賀線  下り 鎌倉・逗子・久里浜方面 一部列車は9・14番線から発車。
それ以外の列車はすべて15番線から発車。

JR東海
  • 東側に位置する16両編成対応の島式2面4線のホーム(有効長:410m。ホーム幅:5.4 - 9.3 m(上り)、5.2 - 9.8 m(下り))で、S字状に緩くカーブしている。22・23番線から東京寄りに有効長445mの引き上げ線が3本あり、列車の折り返しが可能である。
  • 東海道新幹線ホームやその東側は、1990年代半ばまで品川機関区や貨物取り扱い施設、新幹線の車両基地があった。東海道新幹線開業から2003年の同線の品川駅開業までは、東京第一運転所(開業時より開設)およびその支所である大井支所(1973年開設)への入出庫を目的とした信号場として、品川信号場の名称で設置していた。
  • 駅上部のJR東海品川ビルには、JR東海東京本社が入居する。
  • 東海道新幹線品川駅の構想自体は日本国有鉄道(国鉄)時代から存在し、国鉄分割民営化時にJR東海に継承された。JR東海がJR東日本から新幹線ホーム建設用地を購入する際、JR東海はJR東日本が品川駅周辺の土地を旧国鉄から簿価で引き継いだことを持ち出し、簿価で売却するようJR東日本に要求したが、JR東日本は時価売却を主張した。最終的に、バブル崩壊後で地価が下落していたこともあり、JR東海が時価での売却に合意した。駅舎などの設備は1997年5月26日に着工し、6年4か月かけて2003年9月15日に完成した。東海道新幹線の駅としては最も新しい駅である。
  • 東海道新幹線品川駅が建設された理由として、当駅折り返し列車の設定による東海道新幹線の輸送力増強が大きな目的とされ、東京駅から東京第一車両所・東京第二車両所に出入りする回送列車との競合を、当時の品川信号場構内扱いであった分岐点より西側に駅を設置することで回避して、1時間に4本の増発が可能であるとされたが、2003年10月1日の開業以降しばらくの間当駅折り返し定期列車が設定されていなかった。2007年7月1日ダイヤ改正にて、N700系による当駅始発列車「のぞみ」99号博多行(6時00分発)が新設された。
  • ホーム上には売店などの店舗はない。売店等はホーム上階のコンコース・改札内に出店している。改札内の待合室を兼ねるコーナーには一部に無線LANコーナー(電源付き)がある。新幹線ホームは駅舎の内側にあるため、地下駅のようになっている。上下線とも外側が本線(通過線)となっており、転落防止のために可動式安全柵(ホームドア)が設置されている。また内側は副本線(待避線)であり、固定柵が設置されている。
  • 2008年3月15日ダイヤ改正から全列車が停車。これにより、一部相互発着という手法で列車を停車させている。改正前日までは新大阪駅発着の「ひかり」のみ全列車が停車し「のぞみ」は約6割停車、広島駅・岡山駅発着の「のぞみ」と一部の「ひかり」は通過となっていた。
  • 当駅は東海道新幹線の駅で初めて、開業当初からフルカラーLED式発車標が設置されていた。
  • 新幹線北乗換窓口が新幹線メンテナンス東海に委託されている他は直営である。
  • 2023年11月現在、東海道新幹線ホーム周辺の地下で中央新幹線の島式プラットホーム2面4線が工事中である。
のりば
番線 路線 方向 行先
21・22 東海道新幹線  上り 東京方面
23・24 下り  名古屋・新大阪方面 

京浜急行電鉄
  • 構内の西側に位置し、2面3線のホームを有する高架駅である。東側(JR品川駅側)に単式ホーム(1番線)、西側に島式ホーム(2・3番線)が配置され、3番線は泉岳寺方が行き止まりとなっている。横浜・羽田空港方面(1番線)のホーム上に中間改札があり、JRのコンコースに直結する。この中間改札は、裏面が黒(磁気)でJR・京急線にまたがる前提の乗車券か、PASMOおよび相互利用可能なICカードで利用可能である。裏面に磁気のない切符や、京急線・JR線いずれかの切符で本駅下車ののち、他方の会社線に乗る場合は、改札横の窓口(京急→JRは右、JR→京急は左)で、使用したきっぷの回収とこれから乗車する会社線の乗車券を購入することで、中間改札を利用できる。
  • 各ホームには「イブニング・ウィング号」の座席指定券自動券売機が設置され(改札外にも設置)、跨線橋にはJR東海のエクスプレス予約乗車券類受取機が設置されている。
  • 2番線に到着した当駅止まりの列車は、泉岳寺寄りにある引き上げ線に入って折り返し、1番線に転線する(なお、この引き上げ線には業務用のホームがあり、京急の品川駅職員は「新品川」と呼称している[報道 22]。)。一部列車は3番線に入線し、そのまま折り返す。ただし、ダイヤの乱れで引き上げ線が使用できない場合は、3番線に入線した列車が一旦北品川方面への本線へと転線し、そこから1番線へ入線する場合もある。
  • 1・2番線のホーム有効長は12両編成分、3番線は10両編成分である。
  • 当駅は途中駅ではあるが京急本線の正式な起点であり、当駅 - 泉岳寺駅間は支線の扱いとなっている。泉岳寺方面へ直通する列車は、当駅から「普通」または「快速」「通勤特急」「アクセス特急」など、京成電鉄の種別に変更される。ただし泉岳寺行きは種別は変更されず、都営浅草線内「エアポート快特」で運転する種別は押上駅で京成の種別に変更される。
  • 当駅と泉岳寺駅は京成の列車種別を含めると、京急の全列車種別が停車する駅である(「ウィング」「エアポート快特」「快特(京急)・快速特急(京成)」「アクセス特急」「特急」「通勤特急」「快速」「エアポート急行」「普通」の9種別)。
  • 1番線のみ大原さやかによる自動放送が導入されている。早朝やダイヤ乱れ時は簡易放送に変更される。当駅では下り列車の今度の発車案内放送を流すが、羽田空港第1・第2ターミナル行以外の場合はその発車時刻が最後に放送される。2008年11月18日より、羽田空港第1・第2ターミナル行列車の入線時の案内放送の冒頭に羽田空港旅客ターミナルで使用されているチャイム音をアレンジしたものが追加された。また、羽田空港第1・第2ターミナル行の列車の案内では英語放送も実施される。
  • 発車標は、1998年までは京急川崎駅などに設置されている反転フラップ式発車標より一世代前の反転フラップ式の発車標が使用されていたが、1998年に3色LED式へ交換、そして2009年2月にフルカラーLED式へ交換され、同時に後述の「駅メロディ」も開始された。最初は2・3番線のものが交換され、その次に1番線のものが交換された。この発車標は日本語・英語以外にも中国語・朝鮮語も表示されるようになった。また同時にLCD式の乗車位置案内も設置された。なお、1階改札前の発車標も2009年2月にLCD式へ交換された。2017年6月には1番線の横浜寄りの発車標が新型のものに交換され、7月には全て新型へ交換された。
  • 京急の駅では、スルッとKANSAI 3day (2day) チケットを発売していた。
  • 開業当初の番線は山側(上りホーム)から付番され、6番線(4線)まであった。旧1・2番線は3番線と同様に泉岳寺方面は行き止まりであった。またホームは行先別に使用されており、旧1・2番線が穴守線(現:空港線)直通列車、旧3・4番線(現3番線)が黄金町行列車、旧5番線(現2番線)が湘南線直通列車(浦賀方面)、旧6番線(現1番線)が団体臨時列車用であった。また、旧5・6番線を除き奇数番線は降車ホーム、偶数番線は乗車ホームであった。
のりば
  • 都営地下鉄浅草線への直通列車(日本橋方面行き)は「エアポート快特」を除き当駅で快特なども普通に種別変更される。
番線 路線 方向 行先 備考
1 本線 下り 羽田空港方面 / 横浜・三浦海岸方面
2 上り 新橋・日本橋・成田空港方面 「モーニング・ウィング1・3号」降車ホーム
3 下り 横浜・三浦海岸方面 「イブニング・ウィング号」乗車ホーム
横浜・横須賀中央方面 平日朝ラッシュ時の普通車


歴史

品川駅の西口側は三田 - 高輪台に跨る台地の裾野に位置する。開業当初、線路は海岸線に沿って建設され、線路よりも東側は海(東京湾)だった。港南側の大部分は明治時代以降に埋め立てにより造成された土地である。日本初の鉄道として知られる新橋 - 横浜間の正式開業は1872年(明治5年)10月14日(一般運輸開始は翌15日から)であるが、これに先行して同年6月12日に品川 - 横浜間で仮開業しており、乗務員の訓練が行われた。

国鉄、JR
  • 1871年(明治4年)9月10日:品川駅舎工事着工。
  • 1872年(明治5年)
    • 1月20日:西洋建築平屋建の品川駅(当時は「品川ステーション」)の駅舎が完成。総工費約5,427両。
    • 6月12日(旧暦5月7日):当駅 - 横浜駅<初代>(現・桜木町駅)間が仮開業し、当駅も営業開始。
    • 10月15日(旧暦9月13日):新橋駅<初代>(後・汐留駅) - 当駅 - 横浜駅間が正式開業。
  • 1885年(明治18年)3月1日:日本鉄道品川線(現・山手線)が乗り入れ。
  • 1898年(明治31年)4月1日:貨物の取り扱いを開始。
  • 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が鉄道国有法により国有化。
  • 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により東海道本線の所属となる。
  • 1914年(大正3年)12月20日:京浜線(現・京浜東北線)運転開始。
  • 1925年(大正14年)7月17日:駅構内で車両の連結器を自動連結器に換装する工事が行われる。品川駅では日本一となる1284両に対して実施。
  • 1945年(昭和20年)5月24日:太平洋戦争による空襲で駅構内が被災(駅舎は被害なし)。
  • 1953年(昭和28年)4月16日:高輪口現駅舎竣工。
  • 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道(国鉄)が発足。
  • 1964年(昭和39年)10月1日:コンテナ貨物の取り扱いを開始。
  • 1965年(昭和40年)7月31日:駅構内で山手線内回り電車がポイントを通過中の回送電車に側面から衝突。15人負傷。
  • 1973年(昭和48年)10月1日 : 尻手短絡線建設に伴い、南武線尻手 - 新鶴見操車場 - 品川に営業キロが設定される。
  • 1976年(昭和51年)10月1日:総武快速線が当駅まで乗り入れ。
  • 1980年(昭和55年)10月1日:総武快速線と横須賀線の運転系統が統一され、直通運転を開始(SM分離)。一般向けコンテナ・車扱貨物の取り扱いを全廃。駅南東に広がっていた貨物ホーム撤去。これに伴い、横須賀線は東海道線ホーム発着ではなくなった。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、国鉄の駅はJR東日本・JR貨物の駅となる。東海道貨物線品川 - 浜川崎 - 鶴見間が品川 - 浜松町 - 浜川崎と鶴見 - 八丁畷に整理される。南武線尻手 - 新鶴見操車場 - 品川の営業キロは廃止される。
  • 1990年(平成2年)
    • 6月9日:高輪口改札口に自動改札機を設置。
    • 11月24日:港南口改札口に自動改札機を設置。
  • 1994年(平成6年)12月3日:貨物列車の設定がなくなる。
  • 1995年(平成7年)3月28日:東西連絡通路の起工式
  • 1996年(平成8年)10月1日:東海道貨物線 品川 - 浜松町廃止。
  • 1997年(平成9年)5月26日:東海道新幹線品川新駅起工式挙行。
  • 1998年(平成10年)
    • 3月26日:構内のJR貨物品川機関区が川崎貨物駅構内に移転、川崎機関区(現・新鶴見機関区川崎派出)に改称。
    • 11月1日:東西連絡通路(レインボーロード)が完成、橋上駅舎化。これ以前には、当駅には線路を越えて東西を結ぶ自由通路が設置されておらず、東口方面と西口方面を歩いて行き来するには入場券を購入して駅の改札内を経由する必要があった。その関係で当駅には定期入場券を購入する利用者が多く存在していたが、東西連絡通路の完成で解消されることとなった。かつての品川駅には、西口改札を入って左にある階段を降りたところにJR線の各ホームへ向かう連絡通路が設置されていた。この連絡通路は地下にあったため豪雨で冠水することがあり、これが原因で列車の運行に支障をきたしたこともあったが、駅の橋上化により解消された。
  • 2001年(平成13年)
    • 4月:港南口前の交通広場の供用を開始。
    • 11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2003年(平成15年)10月1日:JR東海の東海道新幹線品川駅が開業。開業記念セレモニーの一環で、ソニーの「QRIO」が当駅から静岡駅までロボットとして初めて新幹線に乗車した[8]。
  • 2004年(平成16年)3月3日:港南口駅ビル(JR品川イーストビル・アトレ品川)が開業。
  • 2005年(平成17年)10月1日:エキナカ商業施設「エキュート品川」が開業。
  • 2008年(平成20年)3月15日:JRグループのダイヤ改正により、東海道新幹線は全列車停車となる。また、横須賀線新ホームの使用を開始し、当駅始発・終着列車が新設される。
  • 2010年(平成22年)12月28日:エキナカ商業施設「エキュート品川 サウス」が開業。
  • 2013年(平成25年)10月16日・11月:商業施設「アトレ品川」の2階(ノースエリア)がリニューアル。
  • 2014年(平成26年)7月11日:商業施設「アトレ品川」の4階(レストランフロア)がリニューアル。
  • 2016年(平成28年)8月11日:山手線の1・2番線ホームでホームドアの使用を開始。
  • 2018年(平成30年)12月15日:京浜東北線5番線ホーム(大船方面)でホームドアの使用を開始。
  • 2019年(平成31年・令和元年)
    • 3月16日:ダイヤ改正により、山手線内回り最終列車到着時刻が午前1時19分から午前0時52分に繰り上げ(品川駅改良工事に伴う留置線廃止予定による)。
    • 11月16日:品川駅改良工事と高輪ゲートウェイ駅の開業工事に伴う線路切換工事のため京浜東北線と山手線の一部区間が運休。
    • 11月17日:商業施設「ルミネ ザ・キッチン品川」が閉店。
  • 2020年(令和2年)
    • 3月19日:JR品川イーストビル内にて、駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」のブース型「STATION BOOTH」が開業。
    • 4月28日:京浜東北線4番線ホーム(大宮方面)でホームドアの使用を開始。
  • 2021年(令和3年)
  • 11月26日:びゅうプラザの営業を終了。
  • 12月1日:「エキュート品川 サウス」の施設名称を「エキュート品川」に統一。
  • 12月5日:山手線外回りホームを2番線から3番線に変更。3・4番線ホームを拡幅(9 m→13 m)。
京急
  • 1904年(明治37年)5月8日:品川駅(現北品川駅) - 八幡駅(現大森海岸駅)開業。
  • 1905年(明治38年)12月24日:品川駅 - 神奈川駅開業。
  • 1925年(大正14年)3月11日:京浜電気鉄道の高輪駅が開業。品川駅を移転、北品川駅へ改称[12]。高輪駅 - 北品川駅の一部は東京市電と共用とした。
  • 1933年(昭和8年)4月1日:高輪駅 - 北品川駅の市電共用を廃止し、自前で品川駅乗り入れを実施すべく品川駅 - 北品川駅に線路敷設、当駅開業。横浜駅以北を改軌 (1372 mm → 1435 mm) 、当駅 - 浦賀駅直通運転開始。高輪駅廃止。
  • 1942年(昭和17年)5月1日:東京急行電鉄の駅となる。
  • 1944年(昭和19年)5月1日:当駅 - 黄金町駅および横浜駅 - 浦賀駅に運転系統を分離。
  • 1948年(昭和23年)
    • 6月1日:京浜急行電鉄の駅となる。
    • 7月15日:当駅 - 浦賀駅間直通運転を復活。
  • 1952年(昭和27年)7月6日:当駅 - 逗子海岸駅(現:逗子・葉山駅)間で「海水浴特急」運行開始。
  • 1968年(昭和43年)6月21日:当駅 - 泉岳寺駅開業。都営地下鉄1号線(現都営地下鉄浅草線)と相互乗り入れ開始。主に特急、急行が乗り入れ。
  • 1992年(平成4年)4月16日:「京急ウィング号」運行開始。
  • 1993年(平成5年)4月1日:空港線の羽田駅(現:天空橋駅)開業に伴い、空港線直通列車を運行開始。
  • 1995年(平成7年)4月1日:快速特急の最高速度を当駅 - 横浜駅が120km/h、横浜駅以南が110km/hへ引き上げ。
  • 1997年(平成9年)10月4日:都営浅草線直通特急の12両運転区間が当駅まで延長される。空港線へ直通する特急が登場し、都営浅草線直通列車を大幅に増発。
  • 1998年(平成10年)11月18日:空港線羽田空港駅(現:羽田空港第1・第2ターミナル駅)に伴い開業エアポート快特、エアポート特急運行開始。
  • 1999年(平成11年)7月31日:京急線の白紙ダイヤ改正が実施され、京成電鉄線および都営浅草線からの直通急行がすべて羽田空港駅発着になり、通常時のダイヤから当駅発着が消滅。また、金沢文庫駅で快特と増・解結を行い、当駅 - 新逗子駅、浦賀駅を結ぶ列車を設定(当初は休日のみであったが、後に平日にも拡大)。
  • 詳細は「京浜急行電鉄のダイヤ改正#1999年7月31日改正」を参照
  • 2002年(平成14年)10月12日:日中の当駅発着快特を泉岳寺駅発着に延長、浅草線に連絡する。
  • 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる。
  • 2009年(平成21年)2月25日:接近メロディを導入。
  • 2010年(平成22年)5月16日:ダイヤ改正により新設されたエアポート急行の停車駅となる。同時にエアポート快特は当駅 - 羽田空港駅間のノンストップ運転(後に、同年10月21日に羽田空港国際線ターミナル駅が開業したことに伴い、同駅が停車駅に追加)となる。
  • 2020年(令和2年)4月1日:当駅 - 新馬場駅間の連続立体交差事業に着手。
  • 2027年(令和9年)度:地平化予定。