富山地方鉄道本線 稲荷町駅
稲荷町(いなりまち)
本線   電鉄富山 稲荷町   新庄田中
不二越線        →   栄町
所在地 富山県富山市稲荷元町2丁目
駅番号  T02 
所属事業者 富山地方鉄道
駅構造 地上駅
ホーム 3面3線
乗車人員  559人/日(2019年) 
乗降人員 1,217人/日(2019年) 
開業年月日 1931年(昭和6年)8月15日
所属路線 本線
キロ程 1.6km(電鉄富山起点)   
所属路線 不二越線
キロ程 0.0km(稲荷町起点)   
駅種別 駅員終日配置駅
稲荷町駅
稲荷町駅
改札口 3番ホームから見た車両基地
改札口 3番ホームから見た車両基地
改札口 多数の車両が留置されている車両基地
到着した10030系電車 多数の車両が留置されている車両基地
稲荷町駅(いなりまちえき)は、富山県富山市稲荷町四丁目にある、富山地方鉄道の駅である。駅番号はT02。

利用可能な鉄道路線

  • 富山地方鉄道本線
  • 富山地方鉄道不二越線

駅構造

本線は相対式ホーム2面2線、不二越・上滝線は単式ホーム1面1線[10]を持つ3面3線の地上駅である。
駅員が終日配置されている。木造駅舎を有する。
稲荷町駅の東側、本線と不二越・上滝線の線路の間に稲荷町テクニカルセンター(車両基地・工場)が設置されている。
定期検査や修繕、冷房化改造、中古車両の改造も行っている。
富山軌道線の車両の定期検査もこの工場で行っており、その際には不二越線南富山駅 - 当駅間は軌道線車両をディーゼル機関車で牽引して回送する。

のりばは、次の通りの配置となっています。
のりば 路線 行き先
不二越・上滝線 上り 電鉄富山方面
下り 南富山・上滝・大川寺方面
1 本線 上り 電鉄富山方面
2 本線 下り 上市・中滑川・電鉄魚津・電鉄黒部・宇奈月温泉方面
立山線 下り 岩峅寺・千垣・立山方面
なぜか駅舎に近い側が3番ホームになっています。
本線側の相対ホームと駅舎側とは地下道で結ばれています。
電鉄富山駅−稲荷町駅間は、複線で本線、立山線、不二越・上滝線の電車がすべて通るためダイヤがたいへん混み合っていて、構内踏切では危険でしょう。
この駅では、急行の一部と快速急行(本線上りのみ)が停車します。

歴史

  • 1914年(大正3年)12月6日:富山軽便鉄道の富山駅 - 笹津駅間が開業。
  • 1915年(大正4年)10月24日:富山軽便鉄道が富山鉄道に改称。
  • 1931年(昭和6年)8月15日:富山電気鉄道の富山田地方駅-上市口駅(現在の上市駅)間が開業、当駅が開設される。
    駅舎は2社(富山鉄道・富山電気鉄道)で共同使用した。
  • 1933年(昭和8年)4月20日:富山鉄道が解散し、当駅を含む富山駅-堀川新駅(現在の南富山駅)間を富南鉄道に譲渡。
  • 1941年(昭和16年)12月1日:富山電気鉄道が富南鉄道を合併。
  • 1943年(昭和18年)
    • 1月1日:陸上交通事業調整法に基づく富山県交通大統合により富山地方鉄道が設立。
      電鉄富山駅 - 当駅 - 西三日市駅(現在の電鉄黒部駅)間が本線、当駅 - 南富山駅(設立当初は堀川新駅)間が富南線となる。
    • 6月20日:富南線の当駅 - 南富山駅間が電化。
  • 1946年(昭和21年)6月1日:本線の電鉄富山駅 - 当駅間(旧富南鉄道線の軌道)が電化される。
  • 1969年(昭和44年)4月1日:路線名称を変更。富南線の当駅 - 南富山駅間が不二越線となる(本線の名称変更はなし)。
  • 1999年(平成11年)3月29日:ATS設置。