えちごトキめき鉄道 筒石駅
筒石(つついし)
能生筒石名立
所在地 新潟県糸魚川市大字仙納字大谷928
所属事業者 えちごトキめき鉄道
所属路線 日本海ひすいライン
キロ程 40.9km(市振起点)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗車人員 19人/日(2018年)
開業年月日 1912年(大正元年)12月16日
駅種別 無人駅
筒石駅
筒石駅
ホームからの階段は心臓破りです ホームと待合室はこの引き戸で遮断されています
ホームからの階段は心臓破りです ホームと待合室はこの引き戸で遮断されています
泊行きの普通列車が停車しました
泊行きの普通列車が停車しました
筒石駅は、新潟県糸魚川市大字仙納字大谷にある、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの駅です。
1912年(大正元年)12月16日、国有鉄道信越線支線の駅として、名立駅 - 糸魚川駅間延伸時に一般駅として開業しています。 旧駅は現糸魚川市藤崎地内に所在していました。
1913年(大正2年)4月1日、北陸本線所属に変更されました。
1916年(大正5年)9月27日、地滑りにより不通となっています。
1934年(昭和9年)2月、筒石駅西方にて地滑りが発生しています。
1969年(昭和44年)9月29日、北陸本線の複線電化に伴い現在地に移転しています。同時に貨物の取扱を廃止して、旅客駅となっています。
1984年(昭和59年)2月1日、荷物の取扱を廃止しています。
1987年(昭和62年)4月1日、国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となっています。
2015年(平成27年)3月14日、北陸新幹線・長野駅 - 金沢駅間延伸開業に伴いえちごトキめき鉄道へ移管しています。
2017年(平成29年)4月1日、ジェイアール西日本金沢メンテックへの委託を解除し、直営化されています。同時に駅員配置時間が短縮されています。
2019年(平成31年)3月16日、同日より無人駅となっています。
当駅の駅舎は、海抜約60mの地点に位置していますが、上下線ともホームは全長11,353mの頸城トンネル内(海抜約20m)にあります。トンネルの当該部分は断面積を抑えながらホームを設置するため、側面に幅2m の片面ホームをトンネルの片方の側面に設置する特殊断面とし、これを上下線でずらして互い違いに配置する相対式2面2線となっています。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類されます。
駅舎の改札口からホームまでは、途中まで建設時の斜坑(筒石斜坑)を活用した階段で降りて行き、途中で上りと下りそれぞれのホームへと分岐している。改札から下りホームまでは290段176m、同じく上りホームまでは280段212mと長大です。エスカレーターやエレベーターは設置されていません。つまりバリアフリーとは対照的な、健常者しか利用できないという今時珍しい駅です。列車が通過する際ホームは風穴のようになるため、風圧によって非常に強い風が吹き抜けます。このためホームと通路とは頑丈な引き戸で遮断されており、待合所もこの扉の内側にあります。

のりば
ホーム 路線 行先
西側 日本海ひすいライン 直江津方面
東側 糸魚川・泊方面