JR東日本・JR貨物・小山駅
小山(こやま)
東北新幹線 大宮 小山 宇都宮
宇都宮線 間々田 小金井
水戸線   小田林
両毛線   思川 
所在地 栃木県小山市城山町三丁目3-22
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
駅構造  高架駅(新幹線)
橋上駅(在来線)
ホーム  2面3線(新幹線)
4面8線(在来線)
乗車人員  新幹線 3,575人/日(2022年) 
JR東日本 18,839人/日(2022年)
開業年月日  1885年(明治18年)7月16日
駅種別  直営駅(管理駅)みどりの窓口
所属路線  東北新幹線
キロ程 80.6km(東京起点) 
所属路線 東北本線(宇都宮線)
キロ程  80.6km(東京起点)  
所属路線 水戸線
キロ程  0.0km(小山起点) 
所属路線 両毛線
キロ程  0.0km(小山起点)
小山駅
小山駅
E5系
E5系
水戸線E531系電車
水戸線E531系電車
小山駅(こやまえき)は、栃木県小山市城山町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
当駅は東北新幹線と、在来線の東北本線・水戸線・両毛線が乗り入れ、東西南北に伸びる路線が集まるターミナル駅となっている。このうち在来線における当駅の所属線は東北本線であり、水戸線と両毛線は双方とも当駅が起点となっている(ただし、両毛線については当駅に向かう列車が下りとして扱われる)。また東北本線は旅客案内上の愛称「宇都宮線」の設定区間に含まれており、同線の列車は上野駅発着系統と、新宿駅経由で横須賀線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。 小山営業統括センター所在駅である直営駅で、管理駅としては土呂駅 - 雀宮駅間の各駅を管理している。
なお、貨物列車を運行するJR貨物は上記路線のうち、東北本線と水戸線にのみ第二種鉄道事業者として事業免許を有している。

駅構造

新幹線
両毛線211系電車
両毛線211系電車
高架上にある単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を使用する。ホームは副本線にあり、中央の2線(2・3番線)は通過線となっている。これは、東北新幹線の小山実験線の一部として早期に建設されたものである。上り列車は原則4番線を使用しており、5番線は小山新幹線車両センターへ出入りする回送列車の発着に使われている。ホーム上に待合室はない。待合室はコンコース、下り線の階段脇にある。
実験線基地の名残として当駅北方に小山新幹線車両センターがある。基地から出る運用として、朝6時台に当駅始発の東京行「なすの」が1本設定されている。一方、当駅止まりの列車は設定されていないが、運行トラブルなどが発生した場合は臨時で当駅止まりの列車が設定されることもある。
定期列車は「なすの」全列車と一部の「やまびこ」(殆どが仙台発着で各駅停車または白石蔵王のみ通過するタイプ)が停車する。また、盛岡始発の上り2本、盛岡行きの下り1本も停車する。「はやぶさ」「つばさ」「こまち」は全列車が通過する。

在来線
地上にある4面8線のホームを使用する。両毛線の6・8番線は頭端式ホームになっており、他の在来線ホームからやや離れている。7番線は6・8番線の先にある切り欠き式のホームであるが、線路は撤去され案内表記もなくなっており、事実上の欠番となっている。この7番線は過去には郵便荷物列車などが発着していた。9番線は宇都宮方で両毛線8番線にもつながっている。2019年のダイヤ改正までは、両毛線から宇都宮方面に直通する列車が、このホームから発着していた。また、11・14番線は貨物列車などの待避線となっている。宇都宮線ホームには各ホーム1台ずつ計2台のSuica専用グリーン券自動券売機が設置されている。
駅を中心とした東西南北方向にそれぞれ多数の留置線を持つが、駅の北側にある北部電留線は両毛線の入れ替え車両が定期的に出入りし、東側にある東1 - 5番線も臨時列車や回送列車、貨物列車の待避等に利用されている一方、6番線の西側にある中部電留線は使用停止となっており、架線が外され分岐器も固定されている。また、南側にある南部材料線と水戸材料線はモーターカー等の保守用車の基地線となっており、旅客用車両は使用しない。
ホーム上では1950年代前半から小山市内の企業がそば店の「きそば」を開業していた(その後は近隣の駅にも展開)。1991年には委託運営会社となった中沢製麺が営業を引き継ぎ立食いそば店『きそば』となった。かつては8・12・15番線ホームの3店舗が存在したが、8・15番線ホームの店舗は2015年3月14日をもって閉店。12番線ホームの店舗もJR東日本のグループ会社再編に伴う委託契約終了により2022年1月14日で閉店した。なお、小山駅構内の「きそば」の閉店後、中沢製麺から公認を受けたいくつかの店舗が栃木県内で開業している。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
新幹線 高架ホーム
1 東北新幹線 下り 郡山・仙台方面
4 上り 大宮・上野・東京方面
5 (予備ホーム)
在来線 地上ホーム
6・8 両毛線 上り 栃木・佐野・桐生・高崎方面 6番線は一部列車のみ
9・10 宇都宮線(東北線) 下り 宇都宮・仙台方面 9番線は一部列車のみ
12・13 宇都宮線(東北線) 上り 大宮・東京・新宿・横浜・大船方面 13番線は一部列車のみ
湘南新宿ライン
上野東京ライン
15・16 水戸線 下り 下館・水戸方面 16番線は一部列車のみ


貨物取扱・専用線

JR貨物の駅は、臨時車扱貨物の取扱駅となっている。
駅北東部に東光高岳(旧:高岳製作所)小山地区があり、当駅から全長4.8キロメートルの専用線が続いている。発送されるのは大型変圧器で、大物車に積載され輸送される。運行頻度は毎年1 - 2か月に1回程度である。近年、その区間に路面電車を導入する計画が市から提案されている。
かつて、当駅でもコンテナ貨物の取扱があった。1996年3月16日にコンテナ輸送貨物列車は廃止され、トラック便が設定される自動車代行駅となった。しかし利用の減少は続き、1999年4月にはトラック便も廃止され、現在は宇都宮貨物ターミナル駅で直接集配するようになっている。跡地はカワチ薬品小山駅東通り店になっている。
1950年に東北本線の間々田駅方面から水戸線に直通可能な短絡線(小山駅構内扱い)が新設され、上野方面から小山駅でスイッチバックせずに水戸線に入れるようになっていたが、1986年以降は使用されなくなり、2006年には短絡線の撤去工事が行われた。

歴史

年表
  • 1885年(明治18年)7月16日:日本鉄道線(現在の東北本線)の駅として開業。
  • 1888年(明治21年)5月22日:両毛鉄道線(現在の両毛線)が開通。
  • 1889年(明治22年)1月16日:水戸鉄道線(現在の水戸線)が開通。
  • 1892年(明治25年)3月1日:水戸鉄道が日本鉄道に営業譲渡。
  • 1897年(明治30年)1月1日:両毛鉄道が日本鉄道に営業譲渡。
  • 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が鉄道国有法により国有化。官設鉄道の駅となる。
  • 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により東北本線の所属となる。
  • 1969年(昭和44年)1月6日:小山駅東臨時改札口開設。 
  • 1971年(昭和46年)10月12日:東北新幹線、小山駅停車が決定。
  • 1972年(昭和47年)12月25日:東北新幹線の建設着工。
  • 1978年(昭和53年)
    • 5月30日:小山駅新駅舎(現行駅舎)完成、使用開始。
    • 6月5日:東北新幹線総合試験線 試験電車運転開始。
    • 7月15日:駅ビルが開業。
  • 1980年(昭和55年)1月:小山駅の鉄道用地跡にイトーヨーカドー小山店が開店。
  • 1982年(昭和57年)6月23日:東北新幹線開業。
  • 1985年(昭和60年)9月7日:改札内コンコースに直営のコーヒーハウス「ベル小山店」開店。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本・JR貨物の駅となる。
  • 1995年(平成7年)
    • 3月7日:西口改札に自動改札機を設置し、供用開始。
    • 3月9日:南口改札に自動改札機を設置し、供用開始。
  • 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2003年(平成15年)10月12日:東北新幹線でSuicaFREX定期券およびSuicaFREXパル定期券の利用が可能となる。
  • 2005年(平成17年)10月16日:宇都宮線野木駅以北のATOS路線ホスト接続により、ATOS稼動開始(旅客案内は18日より)。
  • 2011年(平成23年)12月4日:中央改札口完成、供用開始。西口改札廃止。
  • 2012年(平成24年)
    • 6月23日:小山駅中央自由通路完成、供用開始。
    • 9月7日:南口改札閉鎖。
  • 2013年(平成25年)3月:改札内商業施設「Dila小山」開業。
  • 2014年(平成26年)3月:東口に新しい駅前広場が完成。
  • 2018年(平成30年)4月1日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始。
  • 2020年(令和2年)3月14日:新幹線eチケットサービス開始。