JR東海・袋井駅
袋井(ふくろい)
東海道線   愛野 袋井 御厨
所在地 静岡県袋井市高尾字三門1211-1
駅番号 CA29
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 東海道本線(静岡地区)
キロ程 238.1km(東京起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 3面4線
乗車人員 3,869人/日(2021年)
開業年月日 1889年(明治22年)4月16日
駅種別 直営駅(管理駅) JR全線きっぷうりば
袋井駅
袋井駅
袋井駅(ふくろいえき)は、静岡県袋井市高尾字三門にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA29。
ホーム 改札口
ホーム 改札口

駅構造

相対式ホーム2面2線に挟まれた島式ホーム1面2線、合計3面4線のホームを持つ地上駅。
構内北側から駅舎、単式ホーム(1番線)、島式ホーム(2・3番線)、単式ホーム(4番線)の順に並んでいる。
なお、1・4番線は副本線、2・3番線は本線となっている。JR全線きっぷうりば設置駅。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、愛野駅を管理している。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 (上り待避線、予備ホーム)  
2 東海道線 上り 静岡・沼津方面
3 下り 浜松・豊橋方面
4 (下り待避線、予備ホーム)  
1・4番線は現在のダイヤでは定期列車の発着はないが、臨時列車が停車することがあるほか、非常時、貨物列車・工事車両・回送列車の待避・留置に使われることがある。
また、毎年8月前半に原野谷川親水公園で行われるふくろい遠州の花火の時に、当駅止まり・当駅始発の臨時列車の発着が行われることがある。

静岡鉄道 新袋井(しんふくろい)
東海道線   愛野 袋井 御厨
所属事業者 静岡鉄道
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線(駿遠線)
0面1線(秋葉線)
開業年月日 1902年(明治35年)12月28日
(秋葉馬車鉄道開業により)
廃止年月日  1967年(昭和42年)8月28日
(駿遠線廃止により) 
 乗入路線 2路線
所属路線 駿遠線
キロ程 60.7km(新藤枝起点)
所属路線 秋葉線
キロ程 0.0 km(新袋井起点)
1962年(昭和37年)9月20日:秋葉線廃止

新袋井駅

静岡鉄道駿遠線の当駅は国鉄(当時)の構内南側に隣接しており、国鉄駅とは跨線橋で結ばれていた。
秋葉線の当駅は国鉄袋井駅を出て駅前広場北側に位置しており、駅舎を備えていたがホームは無く、その代わりとして木製の踏み台を乗降用として使用していた。
駿遠線の当駅名は時代によって「袋井新駅」「袋井駅」「社袋井駅」「新袋井駅」の表記揺れがある。

中遠碑

1943年(昭和18年)5月15日、戦時統合により中遠鉄道は静岡鉄道と改称した。
同年8月、中遠鉄道の功績を後世に伝えるため、「中遠碑」が中遠線の袋井駅構内に設置された。
碑文は井浪茂三郎によるもので、揮毫は五島慶太。
駿遠線の廃止後も同地に立っていた。
2003年(平成15年)3月、袋井駅再開発事業に伴い、和光商事(袋井市掛之上3-1)の敷地内に移設保存された。

歴史

  • 1889年(明治22年)4月16日:官設鉄道静岡駅 - 浜松駅間の開通時に開業。
  • 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。
  • 1902年(明治35年)12月28日:秋葉馬車鉄道(馬車鉄道・後の静岡鉄道秋葉線)が駅前に乗り入れ。
  • 1914年(大正3年)1月12日:中遠鉄道(後の静岡鉄道駿遠線)の袋井新駅が開業。
  • 1959年(昭和34年)10月14日:鉄筋平屋駅舎に改築。
  • 1962年(昭和37年)9月20日:秋葉線の新袋井駅が廃止。
  • 1967年(昭和42年)8月28日:駿遠線の袋井駅が廃止。
  • 1984年(昭和59年)1月21日:貨物の取扱を廃止。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取扱を廃止。
  • 1987年(昭和62年)
  • 2月17日:みどりの窓口開設。
  • 4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
  • 1992年(平成4年)11月14日:自動改札機を導入。
  • 2007年(平成19年)
    • 6月:JR東海と袋井市の間で南北自由通路の新設、駅舎橋上化の協議開始に向けた覚書を締結する
    • 8月:国とJR東海間で駅舎改築に向けた費用負担協議を開始。これに伴い、袋井市とJR東海との工事協定について締結を延期する。
  • 2008年(平成20年)3月1日:TOICAのサービス開始。
  • 2009年(平成21年)6月1日:自由通路の整備及び管理に関する要綱が国土交通省より示され、これを受け、JR東海と袋井市の協議が再開される。
  • 2014年(平成26年)11月30日:橋上駅舎、南北自由通路完成。南北自由通路は『どまん中通り』、北口は『秋葉口』、南口は『駿遠口』の愛称が付けられている。