JR東海・JR貨物・磐田駅
磐田(いわた)
東海道線   御厨 磐田 豊田町
所在地 静岡県磐田市中泉633-1
駅番号 CA31
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 東海道本線(静岡地区)
キロ程 245.9km(東京起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面3線
乗車人員 4,866人/日(2021年)
開業年月日 1889年(明治22年)4月16日
駅種別 直営駅(管理駅) JR全線きっぷうりば
磐田駅
磐田駅
磐田駅(いわたえき)は、静岡県磐田市中泉にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA31。
駅名標 改札口
駅名標 改札口

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持ち、橋上駅舎を備える地上駅。
構内は北側から単式ホーム(1番線・副本線)、島式ホーム(2・3番線本線)の順に並んでいる。
ただし、コンコースにも1番線への案内はなく、1番線への通路も通常はシャッターが閉じられている。
2014年3月ダイヤ改正時点で1番線に発着する定期旅客列車の設定はない。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、御厨駅と豊田町駅を管理している。JR全線きっぷうりばがある。
駅舎横に本駅で1915年(当時は中泉駅)から1986年7月まで使用されていた跨線橋の鋳鉄柱が保存展示されている。
「明治四十四年」「鉄道院」「川崎造船所兵庫分工場鉄道部製造」の刻印がある。
製造から設置まで間があるが、理由は不明。
また、平成23年(2011年)度より北口広場の整備事業が始まり、2016年(平成28年)3月12日に完成を記念する式典が行われた。
バス・タクシー・自家用車のロータリーが整備された。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 (予備ホーム)  
2 東海道線 上り 静岡・沼津方面
3 下り 浜松・豊橋方面

貨物取扱

JR貨物の駅は現在、臨時車扱貨物のみを取り扱っており貨物列車の発着はない。
1996年(平成8年)2月まで、駅西側にある日本たばこ産業磐田倉庫へ続く専用線が存在した。
1995年(平成7年)10月に日本たばこ産業向けの有蓋車による製品輸送は廃止されたが、最後まで日本アルコール産業磐田工場で生産されたアルコールの輸送が行われていた。
また国鉄分割民営化のしばらく後まで駅舎東に有蓋車用貨物ホームがあったほか、1980年代まで駅南側にあった遠州日石磐田油槽所や富士製粉(現・日東富士製粉)磐田工場(1990年閉鎖・メルシャン磐田工場東隣)へ続く専用線も存在した。

歴史

  • 1889年(明治22年)4月16日:中泉駅(なかいずみえき)として、官設鉄道 静岡 - 浜松間開通時に開業。一般駅。
  • 当時は、駅舎が現在よりもやや西にあったとされている。
  • 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。
  • 1909年(明治42年):中泉軌道が開業。
  • 1915年(大正4年)6月:2代目の駅舎に改築。
  • 1928年(昭和3年)11月20日:光明電気鉄道の新中泉駅が開業。
  • 1930年(昭和5年):
    • 5月30日 - 昭和天皇が静岡県内を行幸。中泉駅発-浜松駅着のお召し列車が運転。
    • 中泉軌道営業休止(1932年廃止)。
  • 1935年(昭和10年)1月21日:新中泉駅営業停止(翌年7月20日正式廃止)。
  • 1942年(昭和17年)10月10日:磐田駅に改称。
  • 1957年(昭和32年)10月25日:3代目の鉄筋2階建駅舎に改築。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取扱を廃止。
  • 1987年(昭和62年)
    • 2月22日:みどりの窓口開設。
    • 4月1日:国鉄分割民営化によりJR東海・JR貨物が継承。
  • 1992年(平成4年)11月14日:自動改札機を導入。
  • 1996年(平成8年)2月26日:貨物列車発着の最終日。
  • 2000年(平成12年)1月30日:4代目の橋上駅舎に改築。
  • 2006年(平成18年)4月1日:南口バスターミナル使用開始。
  • 2008年(平成20年)3月1日:TOICAのサービス開始。
  • 2016年(平成28年) 3月12日:北口広場が完成。