桂川
(かつらがわ)
(久世)
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所在地 |
京都市南区久世高田町6-7 |
駅番号 |
JR-A33 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
■東海道本線(JR京都線) |
キロ程 |
518.9km(東京起点) |
駅構造 |
地上駅(橋上駅) |
ホーム |
1面2線 |
乗降人員 |
30,380人/日(2023年) |
開業年月日 |
2008年(平成20年)10月18日 |
駅種別 |
直営駅 みどりの券売機プラス設置駅 京都市内駅 |
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桂川駅 |
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桂川駅(かつらがわえき)は、京都府京都市南区久世高田町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。
駅番号はJR-A33。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。
筑豊本線および篠栗線の桂川駅(けいせんえき)と区別するため、当駅発着の切符には特定都区市内制度適用となるものを除き「(東)桂川」と印字される。
2008年10月18日に開業した。当駅は西京区との境界付近にあるが、西京区内にはJR京都線が通っているものの駅が設置されていないため、西京区民の利用もある。
JRの特定都区市内制度における「京都市内」の駅であり、「京都市内」の東海道本線(JR京都線)としては最西端に位置している。
当駅開業により、「京都市内」着の乗車券で向日町方面に乗り越したときの精算運賃が安くなったケースもある。
開業前の仮駅名はJR桂駅であったが、近傍を流れており、広い範囲の地域に親しまれている一級河川「桂川」にちなんで、桂川と命名された。また、副駅名として、駅所在地の「久世(くぜ)」が命名されている。
なお阪急京都本線の桂駅とは離れており、洛西口駅のほうが近い。
連絡運輸の設定はないが、振替輸送実施時は徒歩連絡案内が行われる。
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駅名標 |
改札口 |
駅構造
内側・緩行線のみ停車できる、12両編成に対応する島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。
あわせて京都市により東西自由通路とエレベーター・エスカレーター・多目的トイレが整備された。総工費は約19億円。
当初から外側線を走る列車が停車しないことを前提にしており、内側線のみにホームが設置された。
駅舎は、屋根を滑らかな斜めにすることで地域の発展を表現し、カーブを描いたガラス張りの壁面のある階段で桂川の流れを表現したデザインとなっている。
バスターミナルなどのある西口が事実上の表口である。駅舎のすぐ脇に開業前から存在した高圧鉄塔が建っている。
一方、東口には特急はるかや吹田総合車両所京都支所へ出入庫する回送列車などが通る貨物線の築堤が存在するが、駅の建設にあたり一部が盛土から高架橋に改築され通路が整備された。
駅舎は貨物線高架橋の奥にあるため、高架橋に駅名が掲出されている。
直営駅であるが駅長は配置されておらず、高槻駅が当駅を管理している。
ICOCAとその相互利用対象カードが利用可能である。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■JR京都線 |
下り |
高槻・新大阪・大阪・三ノ宮方面 |
2 |
上り |
京都・草津方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
ダイヤ
日中時間帯は普通列車(大阪方面行きは高槻駅から快速)が1時間に4本停車する。朝夕は本数が多くなる。
なお、朝ラッシュ時(平日は8時以前、土休日は7時以前)は7両の普通電車のみが停車する。
歴史
駅設置計画当初は2005年度冬の開業を目指していたが、当駅周辺の都市再開発事業の遅れの影響や、当駅の地下をくぐり抜ける都市計画道路久世北茶屋線(京都府道201号中山稲荷線の一部)の拡張工事を受け、開業は延期となり、その後も延期が繰り返されていた。
年表
- 2006年(平成18年)6月17日:久世北茶屋線の函体構築が完成したことを受け、駅舎の建設工事が始まる。仮駅名は「JR桂駅」であった。
- 2008年(平成20年)
- 6月23日:JR西日本が正式駅名を「桂川駅」に、開業日を10月18日に決定。
- 10月18日:東海道本線(JR京都線)の西大路駅 - 向日町駅間に新設開業。
- 2010年(平成22年)3月:駅西側の再開発地域「京都桂川つむぎの街」の土地区画整理事業が完了。
- 2014年(平成26年)10月17日:イオンモール京都桂川が駅西側に開業(プレオープンは10月10日)。駅コンコースと新たに建設したペデストリアンデッキで直結。
- 2015年(平成27年)3月12日:入線警告音の見直しに伴い、接近メロディ導入。
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバーが導入され、使用を開始。
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