摂津富田(せっつとんだ) |
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所在地 |
大阪府高槻市富田町一丁目1-18 |
駅番号 |
JR-A39 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
■東海道本線(JR京都線) |
キロ程 |
538.1km(東京起点) |
駅構造 |
地上駅(橋上駅) |
ホーム |
2面4線(乗降は2面2線のみ) |
乗降人員 |
36,756人/日(2023年) |
開業年月日 |
1924年(大正13年)7月25日 |
駅種別 |
直営駅 みどりの券売機プラス設置駅 |
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摂津富田駅 |
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摂津富田駅(せっつとんだえき)は、大阪府高槻市富田町一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。駅番号はJR-A39。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。 高槻市内では2つしかないJRの駅で、市西部の玄関口である。
京阪間では最もJRと阪急の駅(富田駅)が近接する駅の1つで、乗換の検索ソフトでは両駅が乗り換え駅として表示されるものもある。しかし、どちらも普通しか停車せず、隣の高槻駅・阪急高槻市駅は新快速・阪急特急停車駅なのでそちらが使われることも多い。
当駅とその付近の高架化(※当駅を含む3.2kmが検討範囲)が検討されている。
駅名は旧摂津国と当時の所在地名であった三島郡富田村に由来している。三重県に既に富田駅(とみだえき、JR東海・関西本線)が1894年7月5日に開業しており、旧国名の「摂津」をつけて区別したものである。
なお1928年1月16日開業の阪急(旧新京阪鉄道)富田駅は摂津富田駅の3年半後の開業で、開業当時の駅名は富田町駅であった。富田町駅は富田町の高槻市編入により1957年7月1日に富田駅に改称されている。
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駅名標 |
改札口 |
駅構造
島式ホーム2面4線を有する地上駅になっている。駅舎は橋上駅である。
分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。
一般の改札口は橋上中央部にある。また、ホーム東端の跨線橋には松下口という出場専用の改札があり、平日朝はパナソニックや明治の社員が、休日は真如苑(悠音精舎)行きの臨時バスに乗車する乗客が利用する。これ以外の時間帯は閉鎖されている。
直営駅であるが駅長は配置されておらず、高槻駅が地区駅を介さずに当駅を管理している。
ICOCA利用エリア内に含まれており、相互利用可能なカードにも対応している。
松下口もこれらのカードに対応しているが、乗車駅から当駅までの運賃よりICカードの残金が少ない場合は、係員に現金精算をした上で精算証明書をもらい、あとで一般の改札口で発駅キャンセル処理をしてもらう必要が生じる。
自動券売機、みどりの券売機、みどりの券売機プラスが設置されている。
このほか、駅内コンビニであるハートインやゆうちょ銀行ATMが設置されている。
また、改札外は北口・南口ともに上りエスカレーターとエレベーター、改札内は上下エスカレーターとエレベーターが設置されている。
2つのホームの西側の上屋根を支える支柱として、日本の鉄道開業当初に多く用いられた双頭レールが再利用されている。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
線路 |
行先 |
1 |
■JR京都線 |
下り |
外側線 |
(通過列車のみのため閉鎖) |
2 |
■JR京都線 |
下り |
内側線 |
大阪・三ノ宮方面 |
3 |
上り |
高槻・京都方面 |
4 |
■JR京都線 |
上り |
外側線 |
(通過列車のみのため閉鎖) |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
- 1・4番ホームは新快速・朝ラッシュ時の快速・特急などの通過列車専用ホームであり通常は停車用には使用しない(日中以降の快速については2・3番ホームを通過)。
歴史
- 1924年(大正13年)7月25日:日本国有鉄道東海道本線の高槻駅 - 茨木駅間に新設開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
- 1970年(昭和45年)7月1日:現在の橋上駅舎が完成。
- 1975年(昭和50年)8月1日:貨物の取り扱いが廃止。松下電器産業高槻工場への専用線があり、貨物輸送を行っていた。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「JR京都線」の愛称を使用開始。
- 1997年(平成9年)7月6日:自動改札機を設置し、供用開始。
- 2002年(平成14年)7月29日:JR京都・神戸線運行管理システム導入。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2007年(平成19年)3月18日:駅自動放送を更新。
- 2008年(平成20年):エレベーター・エスカレーターを設置。
- 2015年(平成27年)3月12日:入線警告音の見直しに伴い、接近メロディ導入。
- 2018年(平成30年)3月17日:当駅の大阪側に隣接する新駅としてJR総持寺駅が開業。合わせて駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
- 2023年(令和5年)5月31日:みどりの窓口の営業を終了。
- 2024年(令和6年)1月15日:2・3番のりばにてホーム安全スクリーンの使用を開始。
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