辻堂(つじどう) |
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所在地 |
神奈川県藤沢市辻堂一丁目1-1 |
駅番号 |
JT09 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■東海道本線 |
キロ程 |
54.8km(東京起点) |
駅構造 |
地上駅(橋上駅) |
ホーム |
1面2線 |
乗車人員 |
55,388人/日(2023年) |
開業年月日 |
1916年(大正5年)12月1日 |
駅種別 |
業務委託駅 みどりの窓口
お客さまサポートコールシステム導入駅 |
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辻堂駅 |
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辻堂駅(つじどうえき)は、神奈川県藤沢市辻堂一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東海道本線の駅である。
駅番号はJT 09。
東京駅発着系統と、新宿駅経由で高崎線に直通する湘南新宿ライン、東京駅・上野駅経由で宇都宮線・高崎線に直通する上野東京ラインが停車する。
駅のすぐ西には茅ヶ崎市との市境がある。
2021年3月13日ダイヤ改正より、全車指定席の特急「湘南」の一部列車が停車する。
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改札口 |
駅名標 |
駅構造
複々線のうち、旅客線上のみに島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有している。
駅舎はホーム中央にある東口(出入口名としては北口・南口)、ホームの茅ケ崎寄りにある西口の2か所に分かれる。
湘南・相模統括センター管内の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)で、藤沢駅が当駅を管理する。
みどりの窓口、指定席券売機を設置している。
なお、西改札にはお客さまサポートコールシステムが導入されており、朝時間帯を除いてインターホンによる対応となる。
駅構内にはNEWDAYSとCOFFEE SHOPがある。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■東海道線 |
下り |
小田原・熱海・伊東方面 |
2 |
■東海道線 |
上り |
横浜・品川・東京・上野・渋谷・新宿方面 |
■上野東京ライン |
■湘南新宿ライン |
発車メロディ
2016年12月1日より、作詞家の林古渓が幼い頃に辻堂東海岸を歩いた時の記憶を元にして作ったといわれる童謡の「浜辺の歌」が発車メロディとして使用されている。これは、地元の有志らで作られた「辻堂駅開設100周年事業実行委員会」による同駅の100周年記念事業の一環として行われたもので、2015年4月から始めた実現に向けた署名活動には、同年11月までに約2万7000人分もの署名が集まった。メロディの制作はスイッチで、編曲は塩塚博が手掛けた。
- JT 浜辺の歌A
- JT 浜辺の歌B
以前の発車メロディ
以前は五感工房制作のメロディが使用されていた。
- JT JR-SH1-3
- JT JR-SH1-1
歴史
- 1913年(大正2年):辻堂信号所開設。
- 1914年(大正3年)3月26日:辻堂停車場設置期成同盟会が発足。
- 1916年(大正5年)12月1日:日本海軍横須賀鎮守府の砲術試験場(辻堂海岸)への物資運搬を理由に国有鉄道の駅として高座郡藤沢町辻堂に開業[5]。旅客・貨物取り扱いを開始。用地2500坪と建設資金2,483円は住民負担とした(請願駅)。開設記念碑を建立[注釈 1]。駅舎は現在の南口のスロープ降り口付近に建てられた。
- 1923年(大正12年)9月1日:関東大震災で駅舎が倒壊。
- 1924年(大正13年)
- 10月3日:駅舎新築落成。
- 12月21日:構内に電信取扱所が置かれる。
- 1943年(昭和18年)10月1日:北口前に日本海軍第一衣糧廠辻堂支廠(後に片倉製糸工場となる)が設置される。
- 1944年(昭和19年)3月4日:江ノ島電気鉄道が乗合自動車辻堂線を休止する。
- 1945年(昭和20年)12月18日:この日の午前6時35分、連合国軍の命令により旧日本軍の焼夷弾を輸送中(目的地不明。旧横須賀海軍砲術学校辻堂演習場との説あり)、線路入れ替え中に貨車2両が爆発。死者8名、重傷6名、軽傷3名、全壊家屋14戸、全壊63戸、半壊335戸。他に松下電池工業辻堂工場(現在のパナソニック エナジー社湘南工場)1棟、山本工業工場1棟、吉田製作所工場4棟が全壊。
- 1946年(昭和21年)12月8日:藤沢都市計画辻堂駅前土地区画整理が決定される。
- 1953年(昭和28年):西口を新設。
- 1968年(昭和43年):南口駅前ロータリーが完成。南口駅前の舗装完成。丸湘ビル完成。
- 1969年(昭和44年)6月9日:中核派と機動隊が本駅で衝突。
- 1970年(昭和45年)
- 4月:藤沢市道藤沢駅辻堂線(東海道本線沿いの延長3540 mの道路)が開通。
- 5月1日:手荷物および小荷物の配達の取扱を廃止。
- 1971年(昭和46年)9月25日:営業範囲を旅客、手荷物、小荷物および当駅接続専用線発着車扱貨物(ただし、配達はしない。)へ改正する。
- 1972年(昭和47年)3月15日:営業範囲を旅客および当駅接続専用線発着車扱貨物へ改正し、荷物の取扱を廃止。
- 1973年(昭和48年)9月:当駅から湘南ライフタウンまでの藤沢モノレールが構想される。後に凍結された。
- 1974年(昭和49年)
- 6月25日:西口の赤松踏切をまたぐ跨線橋の本体を取り付ける。跨線橋完成後、赤松踏切は廃止された。
- 10月1日:営業範囲を旅客、専用線発着車扱貨物へ改正する。
- 1976年(昭和51年):北口駅前ロータリーが完成。バスの発着が北口でも開始。
- 1977年(昭和52年)11月:橋上駅が完成。南北自由通路が開通。
- 1981年(昭和56年)9月1日:営業範囲を旅客へ改正し、貨物の取扱を廃止。関東特殊製鋼の工場へ専用線が続き、貨物輸送を行っていた。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1994年(平成6年)11月:駅東側にあった羽鳥踏切が立体交差化され、湘南辻堂地下道となる。
- 1996年(平成8年)3月25日:自動改札機を設置し、供用開始。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」供用開始。
- 2007年(平成19年)11月26日:湘南C-Xの工事進捗に伴い、北口バスターミナルを仮設の交通広場に移設。
- 2009年(平成21年)
- 3月11日:北口交通広場供用開始。北口バス乗り場が変更される。
- 7月9日:ホーム拡幅工事の進捗に伴い、貨物下り線の線路切り替えを実施。
- 2010年(平成22年)5月23日:上り線を移設し、ホーム拡幅が行われる。
- 2011年(平成23年)11月11日:テラスモール湘南のオープンに伴い、同モールと北口が直結される。
- 2012年(平成24年)3月30日:南口デッキ・西口跨線橋の供用開始。
- 2014年(平成26年)7月1日:JR東日本ステーションサービスへの業務委託駅となる。
- 2016年(平成28年)12月1日:発車メロディを「浜辺の歌」に変更。
- 2021年(令和3年)3月13日:ダイヤ改正により、一部が当駅に停車していた「湘南ライナー」の運転を取りやめ。特急「湘南」の一部列車が停車開始。日中の東京系統の停車本数を5本から6本に増発。
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