JR羽越本線・由利高原鉄道・羽後本荘駅
羽後本荘(うごほんじょう)
羽越本線   西目 羽後本荘 羽後岩谷
鳥海山ろく線    薬師堂
所在地 秋田県由利本荘市西梵天85-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
由利高原鉄道
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
乗車人員  904人/日(JR東日本・2024年)
乗降人員  238人/日 (由利高原鉄道・2019年)
開業年月日 1922年(大正11年)6月30日
乗入路線 2 路線
所属路線 羽越本線(JR東日本)
キロ程 228.9 km(新津起点)
所属路線 由利高原鉄道鳥海山ろく線
キロ程 0.0 km(羽後本荘起点)
駅種別 共同使用駅
JR東日本:直営駅(管理駅)
話せる指定席券売機設置駅
由利高原鉄道:直営駅
羽後本荘駅
羽後本荘駅
コンコース 駅名標
コンコース 駅名標
コンコース 東口と由利高原鉄道ホーム
コンコース 東口と由利高原鉄道ホーム
由利高原鉄道改札口 由利高原鉄道YR-2000形気動車
由利高原鉄道改札口 由利高原鉄道YR-2000形気動車
ホーム 701系電車
ホーム 701系電車
羽後本荘駅(うごほんじょうえき)は、秋田県由利本荘市西梵天(にしぼんてん)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・由利高原鉄道の駅である。
本稿では、駅周辺にある日本貨物鉄道(JR貨物)のコンテナ集配基地、羽後本荘オフレールステーションについても記述する。

乗り入れ路線

JR東日本の羽越本線と、由利高原鉄道の鳥海山ろく線が乗り入れ、接続駅となっている。
鳥海山ろく線については当駅が起点である。
由利本荘市の中心駅であり、特急「いなほ」が停車する。
かつては寝台特急「あけぼの」、「鳥海」や「日本海」、臨時快速「きらきらうえつ」も停車していた。

歴史

  • 1922年(大正11年)
    • 6月30日:鉄道省(国鉄)陸羽西線の一般駅・羽後本荘駅として由利郡本荘町に開業。駅舎は木造平屋建て。
    • 8月1日:横荘鉄道[注 2]の横荘鉄道西線が当駅から前郷駅まで開業。
  • 1924年(大正13年)4月20日:羽越線(後の羽越本線)に所属線を変更。
  • 1937年(昭和12年)9月1日:横荘鉄道西線が国有化され国鉄矢島線となる。
  • 1947年(昭和22年)8月15日:昭和天皇の戦後巡幸のお召し列車が停車。昭和天皇が下車して水害に遭った周辺の首長に「お言葉」をかけた。
  • 1954年(昭和29年)2月16日:午後7時頃、同駅に停車中の貨車に積んであったボンベが破損して塩素が流出し、23名が負傷する事故が発生。
  • 1961年(昭和36年)
    • 秋田機関区羽後本荘支区を開設。
    • 10月7日:昭和天皇、香淳皇后乗車のお召し列車が到着。
  • 1972年(昭和47年)10月15日:秋田機関区羽後本荘支区を廃止。
  • 1981年(昭和56年)
    • 5月22日:駅舎建て替えのため仮駅舎の使用を開始。
    • 5月23日:初代駅舎の解体工事開始。
    • 12月6日:鉄筋コンクリート造一部二階建ての2代目駅舎を使用開始。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:コンテナ貨物の取扱を開始。
  • 1985年(昭和60年)
    • 本荘追分ブロンズ像を設置。
    • 10月1日:国鉄矢島線が第三セクター化、由利高原鉄道鳥海山ろく線となる。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:荷物・貨物の取扱を廃止。羽後本荘コンテナセンターを設置。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、国鉄の駅はJR東日本の駅となる。羽後本荘コンテナセンターはJR貨物に継承。
  • 2006年(平成18年)4月1日:羽後本荘コンテナセンターが羽後本荘オフレールステーションに改称。
  • 2007年(平成19年)3月25日:JR線乗り場の自動改札機が稼働開始。
  • 2010年(平成22年)4月1日:本楯駅 - 上浜駅間各駅の管理が象潟駅から当駅に変更となる。
  • 2015年(平成25年)9月30日:びゅうプラザの営業を終了。
  • 2016年(平成26年)9月23日:午前8時15分ごろ、清掃員が男子トイレ内の障害者用個室トイレにあるごみ箱から火が出ているを発見。駅員にて消防へ通報。けが人や建物への延焼はなし。たばこの火の不始末の可能性。
  • 2018年(平成30年)6月30日:キオスクの営業を終了。
  • 2019年(令和元年)6月15日:駅舎改築に伴い、仮駅舎での営業を開始。
  • 2021年(令和3年)
    • 8月4日:みどりの窓口の営業を終了。
    • 8月5日:橋上駅舎が供用開始。話せる指定席券売機を導入。
  • 2023年(令和5年)
    • 3月18日:秋田営業統括センターと統合し、傘下となる。羽後本荘駅長は秋田営業統括センター副所長兼務となる。
    • 4月1日:駅の東西に有料駐車場備えた広場が完成(2018年度〈平成30年度〉からの駅の整備が完了)。
  • 2024年(令和6年)10月1日:JR東日本(羽越本線)でえきねっとQチケのサービスを開始。


駅構造

島式ホーム2面4線を有し、その上に橋上駅舎を有する地上駅で、東口と西口は東西連絡自由通路「ごてんまりロード」で結ばれている。
外観は江戸時代に栄えた北前船をイメージしたデザインとなっている。
JRは、1・2番線(第1ホーム)、3番線(第2ホーム)を使用する。
由利高原鉄道は、4番線(第2ホーム)を使用している。
改札内区域は両社で共用しているが、改札口・出札口は待合室を挟んでJR・由利高原鉄道で別々に設置されている。
国鉄末期には1・2番線ホーム中間に森川弁当部が売店を営業していた(キオスク受託運営&駅弁そばうどんを販売)。
また、4番線ホームにはトイレが設置されていた。
JRの駅は直営駅である。秋田統括センターの管理駅として、本楯駅 - 道川駅間の各駅を管理する。
2021年(令和3年)8月に橋上駅舎となり、駅舎には自動券売機、話せる指定席券売機、自動改札機(えきねっとQチケ対応)、待合室が設置され、西口の1階には由利本荘市の観光情報発信施設が入っている。
なお、2015年(平成27年)9月までびゅうプラザが、2018年(平成30年)6月までキオスクが営業していた。
由利高原鉄道の駅は直営駅だが、改札口・出札口とも日中のみ営業する。
営業時間外は改札口も閉鎖され、JRの有人改札を利用する。
なお、駅員がいる時間帯も羽後本荘駅で下車する際は車内精算となっている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 羽越本線       下り 秋田方面
2 上り 酒田・新潟方面
3 (待避線・当駅始発・夜間滞泊)
4 鳥海山ろく線  下り 前郷・矢島方面 

付記事項

  • 別に留置線が敷設されているが、非電化のため通常は使用されない。
  • 夜間滞泊列車は3番線を使う。また、当番線を発着する全列車はホームの酒田方面側に停車する。
  • 由利高原鉄道4番線のすぐ隣に羽越本線3番線秋田方と由利高原鉄道をつなぐ側線があり、由利高原鉄道の車両搬入時に使用されている(通常は途中に車止めが置かれ、由利高原鉄道の保守用車が留置)。

羽後本荘オフレールステーション

羽後本荘オフレールステーション(略称、羽後本荘ORS・北緯39度23分17.4秒 東経140度3分28.9秒)は、駅の東側にあるJR貨物のコンテナ集配基地(オフレールステーション)。
線路は敷設されていないため貨物駅ではなく、貨物列車の発着もない。
秋田貨物駅との間で列車代替のトラック便が1日3往復運行されていたが、2021年(令和3年)3月の時点では『貨物時刻表』の「オフレールステーション・新営業所時刻表」頁に当施設発着のトラック便時刻は掲載されていない。
ただ、取扱拠点としては存続しており貨物取扱駅コードも付与され、2023年(令和5年)3月改正時点でも『貨物時刻表』の「貨物取扱駅コード図表」頁及び「コンテナ取扱駅一覧」頁に掲載されている。
取扱貨物は、コンテナ貨物のみで、12フィートコンテナを取り扱っている。
1986年(昭和61年)に駅での貨物取扱が廃止され、代替として羽後本荘コンテナセンターが設置された。
その後、2006年(平成18年)の名称整理の際に羽後本荘オフレールステーションに改称した。