JR東日本・田端駅
田端(たばた)
京浜東北線   上中里  田端 西日暮里
山手線 駒込 西日暮里
常磐線(貨)       →  三河島
所在地 東京都北区東田端一丁目17-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
乗車人員 39,231人/日(2023年)
開業年月日 1896年(明治29年)4月1日
乗入路線 3路線
所属路線 京浜東北線
駅番号 JK34
キロ程 7.1km(東京起点)
所属路線 山手線(JR東日本)
駅番号 JY09
キロ程 20.6km(品川起点)
所属路線 常磐線(貨物支線・田端貨物線)
キロ程 1.6km(三河島起点)
駅種別 直営駅
お客さまサポートコールシステム
東京山手線内・東京都区内駅
田端駅
田端駅
駅名標
駅名標
田端駅(たばたえき)は、東京都北区東田端一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。北区最南端および最東端の駅である。

乗り入れ路線

旅客線としては、旅客案内用の路線名における京浜東北線と山手線が乗り入れをしている。
線路名称上は、当駅から駒込方は山手線(当駅が終点)、上中里方および西日暮里方は(旅客案内用の路線名「京浜東北線」「山手線」ともに)東北本線であり、このうち東北本線を当駅の所属線としている。
駅番号は、京浜東北線がJK 34、山手線がJY 09である。
ホーム 改札口
ホーム 改札口
橋上駅 ホーム
橋上駅 ホーム

駅構造

島式ホーム2面4線を有する地上駅。ホームには古いレールを再使用した柱が使われ、開業当時をしのばせる。
旅客線ホーム東側には、田端信号場駅の着発線および東北新幹線の高架が見られる。
改札は北口と南口の2か所がある。自動券売機、多機能券売機、指定席券売機(北口のみ)、自動改札機が設置されている。
北口は橋上駅舎となっている。2008年7月30日に、人工地盤上に地上3階建ての駅ビル「アトレヴィ田端」が開業した。
周辺に大きな商店や繁華街がないことを逆手にとり、成城石井やTSUTAYAなどのテナントを誘致し、乗降客や乗り換え客をターゲットとした駅ビル運営が行われている。
南口は北口とは対照的に小さな駅舎である。駅舎からホームに繋がる専用の跨線橋があるが、全体的に通路のスペースが狭い。お客さまサポートコールシステムが導入されており、駅員は終日常駐しておらず、インターホンで呼び出すようになっている。
山手線と京浜東北線は、田町駅から当駅まで、同一方向の電車は同じ島式ホームを共有する方向別複々線となっている。
駅の西日暮里寄りには、山手線と京浜東北線との渡り線があり、工事および非常時に内側線・外側線のいずれかが使用できない場合、山手線・京浜東北線電車を使用できる線路に集約して運行するために用いられる。
なお、その際は京浜東北線での日中の快速運転は行わず、終日各駅停車で運行される。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 京浜東北線  北行 赤羽・浦和・大宮方面
2 山手線 内回り 巣鴨・池袋・新宿
3 外回り 上野・東京・品川方面
4 京浜東北線  南行 上野・東京・横浜方面

田端駅の歴史

  • 1896年(明治29年)
    • 4月1日:日本鉄道の駅として開業。貨物取り扱いも開始。当時はのちに東北本線となる路線のみが開業していた。
    • 12月25日:当駅 - 土浦駅間(後の常磐線)が開業。
  • 1903年(明治36年)4月1日:常磐炭田の石炭などを横浜港へ運搬するために大塚支線(当駅-池袋間 後の山手線)が開業。
  • 1905年(明治38年)4月1日:日暮里駅 - 三河島駅間が開業。上野駅方面 - 土浦駅方面間の列車は当駅を経由しなくなり、当駅 - 三河島間は貨物線となる。
  • 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道の国有化により官設鉄道の駅となる。
  • 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により東北本線の所属となる。
  • 1917年(大正6年):貨物操車場に日本初のハンプが設置される。
  • 1961年(昭和36年)2月17日:貨物取り扱いと操車場の両業務を分離して田端操駅(現在の田端信号場駅)が開業。
  • 1964年(昭和39年)10月1日:荷物扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅(東北本線所属)となる。
  • 1990年(平成2年)
    • 5月19日:北口に自動改札機導入。
    • 11月10日:南口に自動改札機導入。
  • 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2005年(平成17年)夏:改築工事着工。
  • 2006年(平成18年)11月12日:北口建て替えに伴う仮駅舎の使用開始。
  • 2008年(平成20年)
    • 3月23日:新北口改札とエレベーター2基使用開始。改札内に2店舗が開業。
    • 5月17日:エスカレーター1基使用開始。
    • 7月1日:エスカレーター全面使用開始。
    • 7月30日:駅ビル「アトレヴィ田端」が開業。
  • 2014年(平成26年)11月16日:みどりの窓口の営業を終了。

JR貨物 田端信号場駅
京浜東北線   上中里  田端 西日暮里
山手線 駒込 西日暮里
常磐線(貨)       →  三河島
所在地 東京都北区東田端二丁目
所属事業者 日本貨物鉄道(JR貨物)
駅構造 地上駅
開業年月日 1961年(昭和36年)2月17日
乗入路線 3路線
所属路線 山手線貨物線
キロ程 20.6 km(品川起点)
所属路線 東北本線貨物線
キロ程 0.0 km(田端信号場起点)
所属路線 常磐線貨物支線(田端貨物線)
キロ程 1.6km(三河島起点)
駅種別 信号場
JR貨物 田端信号場駅
常磐線(北王子線)       田端 →  北王子
所属事業者 日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 東北本線貨物支線(北王子線)
キロ程 0.0km(田端信号場起点)
開業年月日 1987年(昭和62年)4月1日
廃止年月日 2014年(平成26年)7月1日

田端信号場駅(たばたしんごうじょうえき)は、東京都北区東田端二丁目にある日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
東北本線所属。かつては同線と貨物支線(北王子線)の分岐駅でもあった。
営業キロ設定上、東日本旅客鉄道(JR東日本)の田端駅と同一地点とみなされる。
常磐線貨物支線(三河島駅方面)や山手貨物線からも進入が可能である。

駅概要

田端駅付近の6本の着発線と上中里駅付近から王子駅付近にかけて伸びる1本の着発線(山手着発線)を通路線が結ぶかたちで2km弱に亘る長い構内をもつ地上駅。
構内にはその他、仕訳線(留置線)と田端運転所南部機留線があり、東北新幹線の車両基地である東京新幹線車両センター(上一運)とすぐ隣合せの位置関係になっている。
なお田端機関区も併設されているが、こちらはJR貨物の乗務員基地であり、構内があるわけではない。
上中里駅付近では大崎駅方面からの山手貨物線と合流し、反対に田端駅付近の構内南端から先に進むと常磐貨物線となって三河島駅で日暮里駅からの常磐線と合流する。
常磐貨物線の起点および山手貨物線の終点であるとともに東北貨物線の事実上の起点になっており、田端信号場駅総合事務所付近の着発1番線にある甲号距離標には「7k110m東北貨物」「0k000m常磐貨物」と併記されている。
北王子線(2014年3月運転終了)は構内北端から分岐していた。
田端信号場駅はかつて田端操車場や田端操駅と呼ばれ、日本で最も歴史のある貨物操車場の1つとして鉄道貨物輸送に大きく貢献したが、鉄道貨物輸送自体の衰退、コンテナ輸送やフレートライナー方式導入などの近代化・合理化、そして武蔵野線や武蔵野操車場開業による都心バイパスルートの確立により取扱車数が減少する中、東京まで延伸する東北新幹線の車両基地として構内用地の大半が切換えられたことで、操配設備の規模を大幅に縮小して現在に至っている。
新幹線車両基地が完成したのは1985年のことで、かつて東海道・東北・中央・常磐各方面への方向別仕訳線だったエリアや山手貨物線、東北貨物線方面への出発線があったエリアが、収容線や入出区線にあてられた。これは構内全面積約28万㎡のうち約46%にあたる13万㎡が新幹線基地に切換えられた大規模工事であった。
また、現在のJR東日本首都圏本部ビル付近には、かつて1面のコンテナホームがあった他、東北本線(尾久廻り)の高架線東側には日本運輸倉庫株式会社東京食品事業所の荷役線があり、有蓋車やコンテナを積んだコンテナ車が乗り入れていた。
1975年頃までは、主に秋葉原貨物駅との連絡用として、常磐線の日暮里駅とを結ぶ単線の連絡線もあり、三河島駅へ向かう貨物線と合わせてデルタ線を構成していた。

田端信号場駅配線図

操車場設備

田端信号場駅は田端操車場(たばたそうしゃじょう)と呼ばれ、1961年からは田端操駅を名乗っていた。
日本において初めてハンプヤードを設けた近代的な操車場であった。
操車にはヘムシュー(制動靴)という制動ブロックによる制御が行われていた他、圧縮空気などを用いて制御するカーリターダを実用化された。

田端信号場駅の歴史

  • 1896年(明治29年):田端駅開業。
  • 1917年(大正6年):田端駅貨物操車場にハンプが設置される。
  • 1961年(昭和36年)2月17日:田端駅の貨物設備を分離する形で、田端操駅(たばたそうえき)として開業。営業範囲は「貨物(ただし、活魚と一塩のものを含む鮮魚の到着貨物は取り扱わない)」であり、操車場も田端操駅に移管された。
  • 1974年(昭和49年)10月1日:小荷物の取扱を開始(一般駅となる)。
  • 1975年(昭和50年)1月31日:秋葉原駅 - 田端操駅間の貨物運輸営業が廃止となる。
  • 1978年(昭和53年)10月2日:小荷物の取扱を廃止(貨物駅に戻る)。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:コンテナ貨物の取扱を廃止し、営業範囲を「車扱貨物(活鮮魚(一塩のものを含む。)の到着を除く。)」へ改正する。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:車扱貨物の取扱も廃止され、田端操駅は田端操車場に降格となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR貨物の駅となる。同時に北王子線の起点駅となる。
  • 1989年(平成元年)6月22日:車扱貨物の取扱を再開し、田端操駅として臨時駅に昇格。
  • 1990年(平成2年)3月10日:コンテナ貨物の取扱を再開。
  • 1990年(平成2年)4月1日:臨時でない貨物駅に格上げ。
  • 1996年(平成8年)3月16日:コンテナ貨物の取扱を廃止。
  • 2001年(平成13年)4月:コンテナ貨物の取扱を再々開。
  • 2007年(平成19年)3月18日:コンテナ貨物、臨時を除く車扱貨物の取扱を廃止。
  • 2011年(平成23年)3月12日:田端信号場駅に改称。
  • 2014年(平成26年)
    • 3月14日:日本製紙の専用線貨物取扱終了に伴い、北王子線の運輸営業終了。
    • 7月1日:北王子線が廃止。