JR北陸新幹線・えちごトキめき鉄道・大糸線 糸魚川駅
糸魚川(いといがわ)
北陸新幹線 上越妙高 糸魚川 黒部宇奈月温泉
えちごトキめき鉄道
日本海ひすいライン
青海   えちご押上ひすい海岸駅 
大糸線 姫川
所在地 新潟県糸魚川市大町一丁目
所属事業者 JR西日本・えちごトキめき鉄道・JR貨物
所属路線 北陸新幹線・大糸線
日本海ひすいライン
キロ程
北陸新幹線 213.98km(高崎駅起点)
日本海ひすいライン 20.5km(市振駅起点)
大糸線  105.4km(松本駅起点)
駅構造 高架駅(北陸新幹線) 
地上駅(えちごトキめき鉄道・大糸線)
ホーム 北陸新幹線 2面2線
在来線    2面4線
開業年月日 1912年(大正元年)12月16日
駅種別 直営駅 みどりの窓口
糸魚川駅アルプス口駅舎
糸魚川駅アルプス口駅舎
糸魚川駅ホーム 大糸線を走るキハ120
糸魚川駅ホーム 大糸線を走るキハ120
北陸新幹線ホームに停車するE7 ホームは、跨線橋で連絡しています
北陸新幹線ホームに停車するE7 ホームは、跨線橋で連絡しています
糸魚川駅は、新潟県糸魚川市大町一丁目にある、JR西日本・えちごトキめき鉄道・JR貨物の駅です。
糸魚川市の中心駅で、えちごトキめき鉄道と、JR西日本金沢支社管内の富山県・新潟県および長野県の支線区間を管理する北陸広域鉄道部のうち、大糸線の運行拠点が配置されています。
乗り入れ路線としては、JR西日本の北陸新幹線、在来線はJR西日本の大糸線と、えちごトキめき鉄道の日本海ひすいラインが乗り入れています。JR貨物は日本海ひすいラインのみ第二種鉄道事業として貨物列車を運行しています。
糸魚川駅日本海口駅舎
糸魚川駅日本海口駅舎
北陸新幹線開業以前はえちごトキめき鉄道に移管される前の北陸本線が所属線として乗り入れていました。2015年(平成27年)3月14日に北陸新幹線の長野駅 - 金沢駅間が延伸開業した際、当駅も新幹線停車駅となっています。
新幹線の延伸開業時に運行を開始した定期列車のうち、速達タイプの「かがやき」は当駅を通過しますが、停車タイプの「はくたか」計15往復(東京 - 金沢間14往復、長野 - 金沢間1往復)は全列車が停車します。
また新幹線開業に際しては当駅に乗り入れる在来線2路線のうち、北陸本線の当駅を含む金沢駅 - 直江津駅間が並行在来線としてJR西日本から経営分離され、当駅を含む新潟県内の市振駅 - 直江津駅間は県と沿線自治体などが出資する第三セクター鉄道のえちごトキめき鉄道へ移管し、路線名を「日本海ひすいライン」に改称した。一方の大糸線は新幹線開業後もJR西日本が引き続き管理・運営している。
なお新幹線開業と北陸本線の移管に伴い、当駅は新潟県内で唯一のJR西日本管理の有人駅となっています。
JR西日本管理の有人駅としても最東端にあたります。
JR西日本と鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)、糸魚川市では新幹線開通に際し駅舎の改築と南北自由通路の新設を進め、北側の在来線橋上駅舎は2013年12月1日の始発列車から、自由通路は2014年9月14日の正午からそれぞれ供用が開始されました。また糸魚川市では改築に合わせ駅舎出入口の愛称として、従前から設けられている北側を「日本海口(北口)」、新設された南側を「アルプス口(南口)」と命名しています。
アルプス口駅舎は新幹線開業時からJR西日本金沢支社が直営駅(駅長配置)として管理しています。
新幹線のりば
ホーム 路線 行先
1 北陸新幹線上り 東京方面
2 北陸新幹線下り 金沢方面
駅舎3階に設けられたホームはフロア全体がスノーシェルターで覆われた高架構造で、相対式ホーム2面2線を有する。
通過線は無く、両ホームにはホームドア(可動式安全柵)が設置されているほか、待合室と喫煙ルームが各1箇所設けられています。なお発車メロディには糸魚川市出身の相馬御風作詞の童謡『春よ来い』が流れています。
駅機能は自由通路に面する2階のコンコースに設けられています。改札口には自動改札機が3通路設置されており、全通路でモバイルSuica特急券が利用できます。このほか改札内にはトイレ、待合室などが設けられています。
改札外にはみどりの窓口(営業時間 6時30分 - 22時45分)、みどりの券売機2台などが設けられています。
またコンコースの自由通路沿いにはコンビニエンスストア「セブン-イレブン キヨスクJR糸魚川駅店」(営業時間 6時30分 - 20時00分)が置かれています。バリアフリー対策として、改札内コンコースとホームの間にはエレベーター1基とエスカレーター上下各1基が設置されているほか、改札内コンコースのトイレにはオストメイト対応の多機能トイレが併設されています。
のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 日本海ひすいライン 下り 直江津・新潟方面  
2 日本海ひすいライン 下り 直江津・新潟方面 一部の列車
上り 泊・富山・金沢方面
大糸線 - 南小谷方面
3 日本海ひすいライン 上り 泊・富山・金沢方面  
4 大糸線 - 南小谷方面  
日本海口駅舎はえちごトキめき鉄道とJR西日本の共同使用駅で、えちごトキめき鉄道が直営駅(終日駅係員配置)として駅業務を行い、大糸線の駅業務はJR西日本金沢支社北陸広域鉄道部から同社が受託しています。
在来線ホームは単式ホーム1面1線、島式ホーム1面3線の計2面4線を持つ地上駅で橋上駅舎となっています。北側の単式ホームが1番のりば、南側の島式ホームが2・3番のりば、2番のりば西側(富山方)の切欠きホームが4番のりばとなっています。
駅舎の改札口周辺には有人改札を兼ねる出札窓口(営業時間 7時00分 - 20時00分)と、タッチパネル式自動券売機2台(定期券発売対応型)が設置されています。
窓口にはJR東日本の「ビジネスえきねっと」のシステムが配置され、JR東日本新潟支社管内の特別企画乗車券のうち、えちごトキめき鉄道の区間が含まれる「えちごツーデーパス」「しらゆきWきっぷ」の2券種に限り、8時30分 - 19時30分の間に取り扱っています。また日本海ひすいラインの市振駅 - 谷浜駅間は、JR西日本金沢支社管内の特別企画乗車券「北陸おでかけパス」「北陸周遊乗車券」のフリー区間となっているが、当駅ではアルプス口駅舎のみどりの窓口のみで取り扱っています。
なお大糸線の乗車券は、日本海口駅舎の窓口・券売機では南小谷駅までの区間内各駅分を取り扱っていますが、同駅から先の千国駅以南の各駅への乗車券のほか、全国のJR線の乗車券類はアルプス口駅舎のみでの取り扱いとなります。
バリアフリー対策として、改札内コンコースと両ホームの間にはエレベーターが計2基設置されているほか、改札内のトイレにはオストメイト対応の多機能トイレが併設されています。